Fineとは

〈患者の声を直接クリニックに届けることができるJISART施設認定審査に参加しています〉
Fineでは、当事者の生の声を多方面に届けることを大切な使命と考えています。
施設認定審査チームではJISART施設認定審査に参加して、通院する患者から意見を聞き、それを審査に反映させクリニックに届けるという重要な役割を担っています。

何をしているの?

〈医療機関と患者の橋渡し 〜患者の生の声を医療機関へ届けます〜〉
Fineは、不妊治療を専門とするクリニックを評価するJISART(日本生殖補助医療標準化機関)の施設認定審査の患者代表審査員として参加をしています。(JISARTとは、不妊治療を専門とするクリニックによって結成された団体です。子どもが欲しいと願うご夫婦に安心して、満足できる医療を受けていただくことを目的として活動しています。生殖補助医療の実施規定として厳しく細かいガイドラインが設定されており、認定医療機関はそれを遵守するよう義務づけられています)審査員の医師、看護師、胚培養士、カウンセラー、医療事務、患者支援団体(Fine)代表が一つのチームとなり、各部門が専門の目で審査を行ないます。「患者の声」は評価するための大切な要素のひとつです。
Fineの役割と活動内容
https://j-fine.jp/activity/jisart/
JISARTについて
https://jisart.jp/
JISART認定審査について
https://jisart.jp/rule/

何のためにやっているの?

クリニックに通うなかで日ごろ感じていることをなかなか言えずにいる患者と、患者の声を取り入れてより良くしたいと思っているクリニックとの橋渡し的な役割を果たしており、患者に寄り添ってくれるクリニックが少しでも増えるといいな、という気持ちで取り組んでいます。

「患者がクリニックを評価する日」
https://j-fine.jp/top/katudo/katudo-rtac.htm

どのようにやっているの?

@ 書類審査
・クリニックで患者が目にする書類(同意書や説明書等)を受け取る
・チェックリストをもとに適合か不適合かを確認する
※Fine内部では審査員と書類チェック担当者の2名でクリニックの書類を審査し、チェック内容をすりあわせしながら進めていきます。

A 施設審査
・実際にクリニックに赴き(またはオンラインで)設備等の審査をする
・通院患者へヒアリングをして現状の声を聞く
※審査は審査チームの他部門のメンバーと一緒に審査を行ないます。
※1回目はオブザーブとして審査に参加し、2回目は審査員を担当(先輩オブザーバーがつきます)、3回目から一人で審査を担当します。

書類審査も施設審査もどちらも大切なことは、患者の視点で見ていくことです。(患者として読みやすい書類か、患者として通いやすいクリニックかなど)

こんな人待っています!

どれか一つでも当てはまれば大丈夫です。一緒に活動してくださる方、歓迎します!!
・クリニックの審査をしてくださる方(事前にオブザーブがあります)
・決められた質問にそって、患者ヒアリング(小グループのディスカッション)の進行ができる方(おしゃべり会ではなく、審査のための質問項目にそって進めていくインタビューです)
・クリニックとメールのやりとりができる方(ひな形があるので、それほど難しくはありません)
・コツコツていねいな作業ができる方、間違い探しが得意な方
(クリニックの書類やウェブサイトをチェックシートにそってチェックします)
・簡単なワード、エクセルの作業ができる方
・メールをまめにチェックできる方
・Zoomやチャットワークを使うことができる方

メンバー紹介

最初はオブザーバーとして審査に参加し、続いて先輩審査員のサポートを受けて審査員を務め、その後独り立ちします。わからないことがある際は、当日まではFineの先輩審査員にも相談できますし、当日の審査もチームで行なうのでチームリーダーの医師や看護師の審査員などにも相談できます。何より、普段直接聞くことができない患者さんたちの声を集めてクリニックに伝える患者代表としての役割は、非常にやりがいを感じられるものです。ぜひ、私たちと一緒に審査員をやってみませんか。(リーダー:かっちゃん)

「一人ではクリニックに対してなかなか伝えられない『患者の声』を代わりに届けてほしい」Fine立ち上げの時に取ったアンケートで多かったこのような声をもとに続けている活動です。クリニックの審査という難しそうな活動ではありますが、大変意義があると私たちは感じています。全国どこにいてもこの活動に参加できます。ぜひ私たちと一緒に活動してください。
(審査員:たかこ)

“患者の声を届けることができる!”すごいこと・・・と感動してメンバーに入りました。仕事が忙しく当初審査員はあきらめていましたが、調整が付くようになり勇気をだして審査員デビューをしました。最初はオブザーバーで審査に参加、次に先輩審査員にサポートしてもらって審査員。いっぱい緊張はするものの安心して審査を終えることができました。それ以外にもメールでメンバーのサポートを受けられるので心強く安心できました。実際、審査の中では、さまざまな医療者の方たちが患者の思いを叶えたいと、患者の声に耳を傾け努力されている姿を見ることができ、“患者の声を届ける”というすごいことの一役を担っていることが実感できました。(審査員:さーちゃん)

初めて書類担当をしたときは、書類の多さにびっくりしました。JISARTの実施規定を横に置き、Fineが独自に作成したチェックシートに適合か不適合かを記入していきます。判断に迷う場合はFineの審査員と相談できるのは心強かったです。たくさんの書類を読むのは大変ですが、治療の説明書の中には、わかりやすいな〜、いいな〜と思うものもあり、そういうときは、クリニックの方の患者への気づかいや思いやりを感じ、うれしい気持ちになります。(書類担当:たね)

全国どこに住んでいてもできる作業でした。地方に住んでいる私でも仲間と一緒にできることがあると手ごたえを感じられる作業です。難しそう〜、私で大丈夫かなと不安に思いながらの参加でしたが、みんなが親切でていねいに教えてくれるので大丈夫でした。(書類担当:きんたろう)

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