活動を知る

カウンセリング事業

カウンセリング公開講座(第6回)〜カウンセラーと考える『ふたりの妊活』〜

「引き込まれました。妊活のみならず全てにつながる話でした。自分を認めること、夫婦の会話、他者への共感、とても良かったです」

(参加者の感想)

第一部
 [講演]「私たちらしい、疲れない妊活のヒント」(平山史朗先生)
第二部
 [不妊当事者による体験談発表] 2名
 [不妊ピア・カウンセラー養成講座の説明]
 [質問コーナー]
・「不妊ピア・ カウンセラー養成講座」受講についての個別相談
・認定後のFineでの活動「ピアサポートチーム」について
 [サイン会]
『妊活に疲れたら、開く本』平山史朗先生(著)
(URL: http://shufunotomo.hondana.jp/book/b313026.html)
『不妊治療のやめどき』松本亜樹子(著)
(URL: https://j-fine.jp/book/funin.html

開催日:2018年3月24日(土) 12時30分〜16時00分
開催場所:江東区文化センター 第2会議室・第3会議室
Fine正会員:Fine正会員/賛助会員/PASサポーター:

無料(2名まで)※事前予約のみ
エール会員/Fine SNS会員:500円
その他一般:1,000円

担当者の感想

桜の花が満開間近の2018年3月24日、Fineでは久しぶりとなる「カウンセリング公開講座」を開催しました。会場はあっという間に満員になり、ご夫婦で参加された方も多かったです。
第一部は、不妊カウンセリングの第一線で活躍され、Fine主催「不妊ピア・カウンセラー養成講座」の講師も務めてくださっている生殖心理カウンセラー平山史朗先生の講演「私たちらしい、疲れない妊活のヒント」でした。先生は「今日は本に書いていないことを中心に話します」とおっしゃって、講演が始まりました。ひょっとして我が家のやりとりを隠れて見ていましたか?」と言いたくなるくらい「あるある〜!」なお話が満載でした。男女の感じ方の違いについてのわかりやすい解説や、こういう言い方をすると伝わるのでは?というお話は大変参考になりました。周りの人たちとの付き合い方や、よこしまな気持ちにとらわれずに今の自分を大切にする心の持ち方について、多くの具体的な例を示しながら話してくださいました。さまざまなことについて考え込みすぎずに「疲れない妊活」を送るためのヒントがたくさんありました。「つらいときでも自分を大切にしてください」という平山先生のメッセージが伝わってきました。

第二部の始めはFine公認ピア・カウンセラー2名による不妊体験談発表でした。不妊治療中に感じた不安、夫や周りの人との関係について、不妊治療体験者として共感できる部分がたくさんあり、聞いていて涙が出そうになる場面もありました。不妊体験を生かして今はピア・カウンセラーとして活躍している方々の言葉には重みがありました。
その後、ピア・カウンセラー養成講座とeラーニングについての説明がありました。ピアとは「同じ立場の仲間」という意味。ピア・カウンセラー養成講座は、孤立しがちな不妊当事者の心のサポートをめざして、話を聴くための心理学的知識と技術(スキル)を学ぶ講座です。インターネットを通じて動画を視聴することで個別に学習できる「eラーニング」形式による講座なので、全国どこからでも受講可能となっています。
ピア・カウンセラーについての個別相談では、熱心な質疑応答が行なわれていました。それと平行して平山史朗先生と松本亜樹子理事長の著書のサイン会も行なわれ、とても盛りだくさんな内容の講座でした。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
(担当:みゆぺん/Fineスタッフ)

体験談発表者からのメッセージ

とても熱心に聴いていただけているのが伝わってきました。不妊体験は違っていても、自分らしい妊活、妊活後の人生の一例としてお役に立てたら嬉しいです。
私自身は体験談を書いてみて、年月とともに不妊体験の印象が変わっていくことに気づけました。大変有意義な時間をありがとうございました。
(Fine公認ピア・カウンセラー/今井万里子)
この度、機会をいただき私の不妊の体験についてお話ししました。皆さんに何か伝わったのなら、また、不妊ピア・カウンセラーについて知っていただくことができたならば幸いです。
(Fine公認ピア・カウンセラー/岡田麻衣子)

*参加者アンケート⇒ 
*当日の様子(スタッフブログより)⇒

【平山講師とFineスタッフ】

ページの先頭へ