Fine祭り2011
NPO法人Fine名誉会員第3号
太田光代さん
(株式会社タイタン代表取締役社長)
「11月3日『Fine祭り2011』でおあいしましょう!」 

爆笑問題・太田 光さんのパートナーであり、
所属プロダクションの社長をはじめハーブ専門店の経営など、
多方面で活躍する太田光代さん。
10年ぶりに再開した不妊治療では、さまざまな発見があったといいます。
『Fine祭り2011』のトークショーに先駆けて、お話をうかがいました。
太田光代さん 
Fine名誉会員について  『Fine祭り2011』について 
   【プロフィール】
 
  不妊治療再開のきっかけは、治療中の方からの悩み相談
 
最初に不妊治療をしたのは、30代半ばの頃です。私と夫は、ともに一人っ子。両親に孫を抱かせたいという思いから、自分ができる努力はしようと思い、通院を始めました。病院はとても混んでいて、午前中に診察を終えるために朝7時半に家を出なくてはいけませんでした。しかも、薬の副作用に苦しむことになって・・・。不妊治療は大変だと聞いてはいたけれど、これほどとは思いませんでした。3年ほど通院して、治療は体外受精まで、ひと通り経験しました。ただ、1つの精子を選んで卵子に注入する顕微授精は、抵抗感があって行ないませんでした。
それから約10年。再び治療をしようと思ったのは、季刊雑誌『赤ちゃんが欲しい』(主婦の友社)で、読者の悩みに答える「太田光代の夫婦問題相談所」を連載したのがきっかけです。不妊治療中の方からの相談も多く、それに答えるには実際に自分で現在の治療を受けてみようと思ったのです。
 
   
 
  10年前と現在、自分の気持ちにも変化が
 
10年ぶりの不妊治療、当時と現在では、さまざまな違いがありました。
まずは、自己注射といって、排卵誘発のための皮下注射が自分でできるようになったこと。注射のためだけに通院する回数が減ったのは、とくに時間の面でうれしかったですね。それから、使う薬の種類が変わったため、以前のような副作用に悩まされることはなくなりました。また、採卵時の麻酔など、体の苦痛が少ない方法が考えられているのを実感しました。
そして、顕微授精が以前よりずっと身近な治療法になっていました。10年前は受け入れることができなかった私ですが、子どもを授かる方法の一つとして、現在治療の主流になりつつある顕微授精にトライしてみようと思いました。 
 
   
 
  「不妊って、こんなに深いものだったの?!」
 
顕微授精を行なった結果、初めて私たち夫婦の受精卵を見ることができたのです! そして、これはたしかに命の元・・・愛おしいような、なんともいえない不思議な感覚が湧いてきました。
採卵や胚移植のとき、ドクターや胚培養士さんが受精卵を大切に扱っている様子を見て、胸が熱くなりました。お酒好きな私でも、胚移植の後、妊娠判定までの期間はお酒を飲まなかったのです。これには私自身も驚きました。我慢できると思っていなかったのですが、自然とそういう気持ちになったのです。
また、受精卵を見たことで、「どこからが命なのだろう?」「この時代に子どもを育てるとはどういうことだろう?」など、いろいろと考えるようになりました。「不妊・妊娠・出産って、こんなに深いものだったの?!」とあらためて感じています。 
 
 
 
  Fine名誉会員に就任して
 
不妊治療では、どうしても女性だけががんばってしまいがちです。最近は、少しずつ状況が変わってきたのを感じていますが、もっと社会に向けて不妊や不妊治療について理解を深めるようなお手伝いができたら、と思っています。
また、私の場合は、経営者側の立場から企業などへの呼びかけができるのでは、と考えています。名誉会員にお声をかけていただいたのを機に、私なりにできることをやっていきたいと思います。 
 
   
 
  『Fine祭り2011』でお会いしましょう!
 
『Fine祭り2011』には、不妊当事者の方がたくさん来られると思います。私の治療中の思いや、ストレス解消法、リラックスのアイデアなどもお話しできたら、と思っています。
11月3日、みなさんと会場でお会いするのを楽しみにしています。 
 
   


『Fine祭り2011 ひとりじゃないよ!不妊』の
トークタイムでは、どんなお話が聞けるでしょうか? 
 
トークショーには、不妊治療再開のきっかけになった季刊雑誌『赤ちゃんが欲しい』のチーフエディター・志岐麻子さん、オールアバウト「不妊治療」ガイド・池上文尋さんも参加。きっと「ここだけ」のトークが展開されることでしょう。
どうぞお楽しみに!
 『Fine祭り2011』について
 
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1964年、東京都生まれ。モデルを経て、タレントとして活躍。1990年に「爆笑問題」の太田 光さんと結婚。1993年、芸能プロダクション「タイタン」を設立して社長に就任。多くのタレントを抱えるプロダクション経営者として活躍するほか、ハーブ専門店「ウィッチムーン」、フラワーショップ「a Flower of Grass アリエル」、トータルリラクゼーションスペース「キューピット・ハート」なども展開、多方面で活躍中。
 
太田光代さんTwitter 
 タイタンホームページ
TITAN HAPPY 
(タイタンオフィシャルファンクラブサイト)
 
 
似顔絵をサラサラと描いた太田光代さん。
「みっちゃん社長」として大活躍!
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『奥さまは社長 爆笑問題・太田光と私』
(文春文庫)
雑誌連載の記事を2002年に単行本化。2010年の文庫化にあたり、現在の思いを追加。不妊治療ついても、それぞれの時期の考え方が紹介されています。
『私が「にんぎょひめ」だったころ』 
(集英社インターナショナル)
親と離れて病院で過ごした子どもの頃の思い出や、社長としての仕事の流儀、お酒での失敗談や武勇伝などをセキララに綴ったエッセイ。
 
ハーブ専門店
Witch Moon(ウィッチムーン)
 
心地よい香りで迎えてくれる店内には、ハーブティーをはじめ、茶器やアロマテラピーグッズがずらり。ハンドトリートメントセミナーや手作り香水なども行なっています。
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     Witch Moon(ウィッチムーン)
  東京都杉並区阿佐ヶ谷1-12-5 
    クリオレミントンハウス阿佐ヶ谷111号
         TEL.03-3317-3011
     
       
 

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