日本看護協会神戸研修センターにて講義 (2004年)
2004年12月9日 日本看護協会 神戸研修センターにて、不妊看護の勉強をしていらっしゃる方を対象として、Fineのメンバーが、患者の気持ちをお話させていただきました。Fineの代表として講義してきてくれた、サポートメンバーのmchiさんとちぇりさんのレポートです。


■mchiさん
驚くほど綺麗で近代的な建物でちょっと圧倒されてしまいました。
行くまではとっても緊張していたのですが、ちぇりさんが温かいお人柄で、お話しているうちに少しは緊張もほぐれてきました。ちぇりさんには準備段階からいろいろお世話になって本当に感謝しています。

担当の方はとてもしっかりなさった方で、またとても丁寧に応対していただきました。「私たちが良かれと思ってやっている看護も、患者さんの立場から見れば、実のところどうなんだろう? ということで患者さんの本音を聞きたくて、来ていただきました。」とおっしゃっていました。
私たちが今回お話した内容が、看護師さんたちのお役に立てたかどうか分かりませんが、私がこの日に感じたことは、看護師さんの方からも私たちの気持ちに近付こうとしてくださっているということでした。
それを実感できたことは私にとっては大きな実りでした。
講義などというものには不慣れでうまくこなすことはできませんでしたが、また機会があればチャレンジし、今度はもう少し上手に話せるようにしたいと思います。


■ちぇりさん
ほんとうに緊張しました。もともと何とかなるか! という楽天的な性格なのですが、会場に着いたとたん、心臓バクバクでした。今回は不妊認定看護師を目指している方の前でお話したのですが、不妊当事者の気持ち・悩みを医療従事者の方に少しでも理解してもらえることは、私たち不妊経験者にとって、とても有意義なことだと思いました。
すべての不妊治療実施医療機関に不妊認定看護師さんがいれば、通院環境も大幅に改善されるのではないかと思います。お話のあと余った時間を質疑応答の時間にしたのですが、そこでいろいろな質問が出ました。やはり、看護師さんも患者にどう言葉をかけていいかわからないという意見が出ていました。今後もこうした患者と医療従事者との意見交換の場が増えていくようになって欲しいなと思います。
私の経験談でお役に立てたかどうか本当に心配ですが、今後もFineの活動を頑張りたいと思っています。一人一人の力は小さいかもしれないけど、みんなで集まれば大きな問題も動かせるような気がします。これからもよろしくお願いします。
     




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