拝啓
余寒の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は妊活.netをご利用いただき、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび妊娠・出産に対する国際意識調査が実施されることになり、日本においてもこの調査が実施される運びとなりましたことをご案内いたします。
本調査は、子どもを望む方々の妊娠、出産、不妊についての意識調査となります。どのような要因で人々が家族を持とうと決めたり、何人子どもが欲しいか決めたりするのか、妊娠しにくい場合に人々が何をするのか、病院に行ったり、不妊治療などを希望するのかどうかなどを調査していきます。
この調査を実施する英国カーディフ大学Dr. Jacky BoivinとDr. Laura Buntingは、「この私たちのプロジェクトの目的は、妊娠・出産に対する意思決定をより理解することにあります。親になるという経験は、個人のアイデンティティの中心であると考えられています。ところが、親になるというゴールに至るために人々がどのような判断を行うのかは、明らかになっていません。私たちはこの問題を、妊娠したいと願っている人の視点から、そして、何とかして妊娠しようと挑戦し始めるタイミングから、あるいは、自分や自分のパートナーが妊娠できないならば何をすべきか決めるタイミングから、紐解いていこうと思います。」と述べています。
妊娠・出産をテーマとする大規模な調査は今回が初めてとなります。調査結果は、学術的・社会的に大変意義があるものとなりますので、妊活.netをご覧の皆様には是非ともご協力頂きますようお願い申し上げます。
敬具
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