イベントレポート <Fine祭り>
※東京チラシ  ⇒ 
イベント名
「Fine祭り 全国おしゃべり会special」東京
 参加者アンケートはこちらをクリック⇒ 
開催日時 2011年3月27日(日) 12時30分〜16時10分
参加人数 72人
開催場所 全国町村議員会館(東京都千代田区)
参加費 Fine正会員・賛助会員:無料(同行者1名様無料)
エール会員・Fine SNS会員:1,000円(事前振込み)
その他一般:前払い:1,500円(事前振込み)
当日払い:一律 1名様 2,000円(正会員・賛助会員は無料)
内容 全国3都市にて「Fine祭り全国おしゃべり会special」を開催。
3月は不妊専門ドクター2名による「講演」と「おしゃべり会」の2部構成で、東京にて実施。
第1部では、当事者はもとより、広く一般の方にも不妊のことを知ってもらう機会とし、第2部「おしゃべり会」では、当事者限定で、仲間同士で日ごろ抱えている悩みや治療の話などを気兼ねなく話してもらう場と仲間づくりの場とした。
担当者の感想 当日は大変よい天気でした。3月11日に東日本大震災が起こり、東京でも余震や交通ダイヤの変更、計画停電などの影響があり開催するべきかやめるべきか悩みましたが、会場に安全確認の打ち合わせに行き、スタッフで直前まで話し合い開催することに決めました。開催を前に参加キャンセルの連絡をたくさんいただきました。残念でしたが、大変な状況の中でわざわざ連絡をくださったことがとてもありがたかったです。当日は、スタッフで「避難訓練」を実施し非常時にも対応できるよう準備を進めました。参加者の皆さんが無事来られるように、電車が走っていますように、余震が起きませんようにと祈りつつ、スタッフ一同、力を合わせ運営にあたりました。

第1部は2名のドクターの講演でした。
まず、辰巳賢一先生(梅ヶ丘産婦人科 院長)の講演「一般不妊治療の可能性と限界」。
不妊治療の方法や「ステップアップ」「ステップダウン」についての詳しい内容。そして気になる治療の成功率についても、年齢や治療法別など、多くのデータに基づいてお話をしてくださいました。
次に、小田原 靖先生(ファティリティクリニック東京 院長)の講演「ARTにおける調節卵巣刺激法―低刺激と刺激周期―その適応について」。
体外受精時に卵巣に刺激をした場合と低刺激の場合についてのお話をメインに、災害などによる停電時のクリニックの対策についてもお話してくださいました。JISARTに加入しているクリニックでは、規定に従って自家発電装置を設置し、定期的に点検をしているので、停電があっても院内設備に影響が出ないようになっているとのことでした。

第2部の不妊当事者限定「おしゃべり会」では、「辰巳先生とお話しする」「小田原先生とお話しする」「高度治療」「治療初期・一般治療」「二人目不妊」「二人の生活・悩み中」、そして「40歳以上」が2つという、全部で8グループに分かれて、おしゃべりをしました。 
初対面同士でも「不妊」について、それぞれの思いを語り合う中で次第に打ち解けることができて、さまざまな話ができたようです。
参加者のみなさんが、同じ不妊の悩みを抱える仲間とのおしゃべりを通じて、少しでも気持ちが軽くなっていただけたとしたら幸いです。
今回は地震の心配もある中、多くの方にお越しいただき、「どうしようか悩んだけど参加してよかった」との声も寄せられて、開催して本当によかったと思いました。

今回の「Fine祭り全国おしゃべり会special」実施に際しましては、株式会社 山忠 様より参加者全員に「足首ウォーマー」をプレゼントしていただきました。足首ウォーマーの暖かさとともに、不妊体験者を応援してくださるあたたかいお気持ちに、感謝の気持ちでいっぱいです。
またあらためまして、ご参加くださった皆さん、ご講演くださった辰巳先生・小田原先生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
(担当:みゆぺん Fineサポートメンバー)

参加者アンケートはこちらをクリック ⇒  

当日の様子(スタッフブログより)⇒ http://blog.livedoor.jp/npofine/archives/65544427.html



HOME

Copyright (C) 2011 NPO法人Fine.