★★★私達不妊当事者の声が、国会に届きました!★★★

2月28日 予算委員会第五分科会にて、高木美智代議員(公明党)が、不妊治療に関する質問を行ないました!

「昨年、不妊当事者の方の生の声を聞く機会を得まして、とても心に響きました。なんとか力になれないものかと機会をうかがっていましたが、このたびやっと委員会に持ち込むことができました。お待たせしました」 と高木議員。こんな風に、私たち当事者の声を真摯に受け止め、なおかつ共感し、行動に移してくださることは、本当に、心強く嬉しいことだと実感しました。

みなさん、ぜひ今後も私たち当事者の声を、継続して届け続けましょう。
今までは「無理」と思っていたことでも、このようにたくさんの方に力をお借りしたら、何らかの変化をもたらすことができるのかもしれません!!

以下、簡単ですが、概要です。

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2005年11月7日に、Fineから公明党女性委員会に提出した「政治政策への要望書」をもとに、私達が日ごろから願っている
○不妊治療の保険適用について
○助成金の拡大について
○自己注射の実現について
○「新薬(GnRHアンタゴニスト)認可の要望書」のその後について
○病院情報の開示について
など、たくさんの質問を行ない、川崎二郎大臣(厚生労働大臣)から、たいへん前向きな答えが出ました。

特に、セトロタイドについては、今年の4月ごろにも発売が決定したとのこと! これまでは、自己責任のもとでしか使うことができず、また、ごく一部の医療機関でしか使用できなかったこの薬を、全国のどこの医療機関でも使用することができるようになるのです!

また、自己注射の実現に関しても前向きな回答を得ました。
もしも実現したら、私たちは、もう、仕事や家庭の所用を犠牲にして注射のためだけに通院することなく、自分自身で都合のよい時間・場所で、排卵誘発の注射を行なうことができるようになるのです。

ぜひ、実現させたいと思いませんか?
みなさんのご意見やご感想など、ぜひお寄せくださいね。
(ご意見・ご感想は、Fineの掲示板やtoukou@j-fine.jpまで)

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なお、この質疑の模様はインターネットのビデオで見ることができます。

「衆議院TV」http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.cfm?ex=HM
左にある「ビデオライブラリ」から2月28日を選択し、
「予算委員会第5分科会」を選択、質疑者:高木美智代(公明党)をクリック♪
質疑応答が全部見られます。
見ていると嬉しくなる内容です。
ぜひぜひ、ご覧ください!


<質疑応答内容:抜粋:順不同>

1)新薬認可の承認書についてはどうなっているのか?

(回答)
セトロタイドについては、その必要性が認められ、認可された。
4月ごろにも発売される予定。


2)自己注射について、許可してもらいたいと患者が言っている

(回答)
本来は医師法にふれることだが、不妊治療においての必要性はよくわかった。
セトロタイドが承認されれば、その後自己注射も積極的に認可される可能性あり。


3)不妊当事者の精神的負担は大きい。全国の相談センターなどで不妊当事者
の心のケアをできるようにすべきでは?

(回答)
現在相談センターは全国に54カ所。その件に関しては、十分考慮し、今後積
極的に進めてゆきたい。


★最後に川崎大臣より

今まで少子化対策は三本柱だと思っていた。すなわち
1:経済支援
2:子育て支援
3:就労支援

けれどこれからは
4:医療の側面
を視野に入れなくてはならないと、本日認識を新たにした。
自分も子どもを授かるのに8年かかった。子どもを願う人たちの気持ちはわかるつもりだ。




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