【ピア・カウンセラーとは】
「ピア・カウンセラー」の「ピア」は仲間という意味で、ピア・カウンセラーは相談者と同じ心の痛みがわかる経験者(当事者)として話を聴き、心の支えになろうという立場の人のことです。
カップルが抱える不妊の悩みは特有のものが多く、しかも多岐にわたります。当事者だからこそ、悩みやつらさを理解できる・・・ピア・カウンセラーの存在は、相談者にとって大変貴重な支援者です。
共感する力で不妊当事者を支える「ピア・カウンセラー、3つの特色」

【開講8年目を迎え、eラーニングへ】
「NPO法人Fine(ファイン)」は2004年設立当初より不妊に悩む人の心理面でのサポートに取り組み、その一つとして「ピア・カウンセラー養成講座」を毎年開講してきました。しかし、東京のみでの開催は、地方にお住まいの方には負担となってしまうことから、試行錯誤の結果、このたび、全国どこからでも受講可能な「eラーニング」形式による講座をスタートさせることになりました。
これまでの「ピア・カウンセラー養成講座」はこちらをご覧ください。

【不妊カウンセリングの現状】
近年、社会的にも不妊に悩んだことがある、不妊治療を受けるという人の割合は年々増えています。子どもが授からない不安、治療と仕事の両立のストレス、金銭的な負担など、当事者の悩みは本当に多岐に渡ります。しかし、日本ではまだまだ専門家によるカウンセリングの援助になじみがない現状です。

【講座の特徴】
NPO法人Fine主催 不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)では、生殖心理カウンセリングの専門家を講師陣として、心理学やカウンセリングの基礎を学ぶ基礎講座、ピア・カウンセリングの知識を深める専門講座、そしてロールプレイなど実践も学ぶ通学講座など充実したカリキュラムを組んでいます。

【どなたでも、1講座から】
講座は1講座〜興味のある講座から受講していただくことも、コースでお申し込みいただくことも可能です(*アドバンスコース・ライセンス取得コースは不妊体験者のみ)。
また、「不妊当事者の方との接し方がわからない」「もっと当事者の方の気持ちを理解したい」というお声を、医療従事者の方をはじめ、心理学、当事者に接している方々からよくお聞きします。この講座は、そのような皆さまにも1講座から受講いただけます。ぜひ、当事者の心理や支援について知識やスキルをさらにブラッシュアップする機会として、広くさまざまなサポートにお役立てください。

Fineの不妊体験者の定義】
「不妊治療はあまり経験がないけれど、いいのでしょうか?」「今は子どもを授かったのですが、受講できますか?」などのお問い合わせをよくいただきます。
Fineの提唱する不妊体験者の定義は、「現在・過去・未来の不妊体験者」であり、「子どもを望んで、授からない(かもしれない)ことをつらい、悲しいと思ったことがある」人は、男女を問わずみんな仲間だと思って活動を行なっています。
自分の体に何らかの不安があり、将来子どもを持てるかどうか心配な独身の方でも、過去にはつらい思いをしたけれど、現在はすでに子どもがいる方も、みんな仲間です。治療の経験や子どものいる・いない、現在の婚姻の有無を問いません。どうぞご安心してお申し込みください。

【不妊体験者の方へ】
「漫然と治療を受けるだけでなく、自身も生殖医療についての正しい知識を身につけたい」「自分自身の不妊体験を振り返り、不妊が自分の心にどんなに影響を及ぼしたのか、心理学を通じて学びたい」など、少しでも学んでみたい講座があれば、お気軽に1講座から受講していただけます。カウンセリングは、誰もがすぐ実践できるものではありませんが、話を聴くための心理学的知識や技術(スキル)を学ぶことで、パートナーや周囲の人たちとのコミュニケーションにも役立つことがあるかも知れません。

【講座修了後には…】
これまでの受講生の受講動機は、「治療の参考になるかも」「自分の経験が誰かの役に立てるなら」など、さまざまです。そして受講後には、「自身の気持ちを整理することができた」「不妊体験者をサポートするための学びが自身にもプラスになった」などという声が多くあります。
全講座修了後、認定試験に合格した「Fine認定ピア・カウンセラー」はさまざまな場面で活躍しています。とくにFineで活動している方は「Fine公認ピア・カウンセラー」として、電話相談やグループカウンセリングなど、積極的に仲間のサポートに携わっています。
「Fine公認ピア・カウンセラー」の活動についてはこちらをご覧ください。



NPO法人Fine
http://j-fine.jp/