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「NPO法人Fine主催 不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)」のライセンス取得コースを修了し、 認定試験に合格すると、Fine認定ピア・カウンセラーとして認定されます。
現在、Fine認定ピア・カウンセラーとして活動しているメンバーの体験談を紹介します。



中辻尚子さん
(第六期ピア・カウンセラー養成講座修了生)

養成講座では1年かけて自分の体験に向き合い、考えることができました。修了して、自分が取り組みたいテーマがはっきりしてきました。それは広い意味での「キャリア」支援、「その人らしい生き方の支援」です。不妊は長い人生の一部、限られた時間で出会う問題です。その人の人生というキャリアを、不妊ピア・カウンセラーの視点を持ったキャリアカウンセラーとしてサポートしたいと考えています。
「治療がどうなるか、妊娠・出産できるのか、それはいつか?」。不確実の中で何かを決めるのは大変なことです。そのときのヒントとして、例えば「不妊治療と仕事の両立をテーマにしたワークショップ」などを行ないたいと考えています。そして、「治療をしながらでも、その人が今できること、行動に起こせること」を考えることから、自分らしい生き方をデザインする機会を提供したいと思います。
 


サラさん
(第六期ピア・カウンセラー養成講座修了生)

Fine主催「ピア・カウンセラー養成講座」を受講していたとき、「人はそれぞれ生殖物語を持っている」という言葉が心にストンと落ちてきました。「こんなにも苦しかったのは、私の生殖物語は止まったままだったから。自分の物語を今から書き換えればいいんだ!」と気づき、それからは「不妊」の言葉に心が揺れなくなりました。
不妊治療をしていた頃を思い出すとき、思い浮かぶのはいつも、不妊外来の待合室でポツンと座っている自分の後ろ姿。待合室は人であふれているのに、とっても孤独で、心の中は心細さと不安とやるせなさでいっぱいでした。だから今、あの時の自分のように、いろんな思いを抱えて待合室でじっと順番を待っている誰かに、ピアとして声をかけたい、話を聴きたいと思い活動しています。同じ不妊体験をした仲間として、ピアカウンセリングを行なうこともその一つです。そして、将来、同じような立場の仲間が年齢を重ねたときに支え合えるネットワークをつくりたい。そのお手伝いができれば、と思っています。そうした活動が各地に広がったらいいなと願っています。


玉城 京子さん
(第二期ピア・カウンセラー養成講座修了生)

不妊治療をしていた時は、弱音を吐いちゃいけない、我慢しないといけない、痛いのはしょうがないことと、自分の気持ちをいつも封印して、我慢、我慢の日々でした。
話せる人もなく、孤独感でいっぱいでした。
養成講座を受講して「自分が体験したことが無駄ではない」「誰かの役に立ちたい」という想いが湧き出てきました。さらに養成講座の仲間から、たくさんの「勇気」と「希望」をもらいました。そして、家族の絆も深まりました。
不妊ピア・カウンセラーの認定を頂き、ピア仲間からもらった「勇気」と「希望」を今度は地元の仲間に贈りたいと想い、沖縄県那覇市の公民館で、わかち合いの場『サ チュン』(沖縄の方言で咲くという意味)を、2008年5月から毎月1回、開催しています。参加メンバー同士の情報交換や話に花が咲き、2時間があっという間です。参加メンバーの成長を感じることがたくさんあります。
2011年から不妊専門クリニックにて不妊カウンセリングを行なっています。(看護局兼務)
不妊を体験したからこそわかち合えることを強みに、一人一人に寄り添い、精神的なサポートや思いやりの心で仲間との出会いを大切にしています。
 



NPO法人Fine
http://j-fine.jp/