活動を知る

第23回日本臨床エンブリオロジスト学会、ワークショップ・学術大会

「特別講演」 私たちにとっての不妊治療 ~当事者たちの思い~

日本臨床エンブリオロジスト学会学術大会において、Fineの活動内容や体験談などをお話しさせていただきました。

主催:日本臨床エンブリオロジスト学会

開催日:2018年1月6日(土)~7日(日)(1日目:ワークショップ/2日目:学術大会)

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担当者の感想

「第23回日本臨床エンブリオロジスト学会、ワークショップ・学術大会」が2018年1月6日、7日に、すみだリバーサイドホールにて行なわれました。その2日目に設けられた「特別講演」において、Fineの活動内容や体験談などをFineメンバー3名がお話ししました。

1日目は、ワークショップを見学させていただきました。先輩エンブリオロジストさんが講師となり、グループごとに分かれてたくさんの方が技術を学んでいらっしゃいました。
『エンブリオロジストは、「ヒト配偶子を取り扱う」者で、特殊な技能と創造性、研究能力を必要とする専門職です』と日本臨床エンブリオロジスト学会ホームページに書かれている通り、現場での技術向上を目指し切磋琢磨して、患者の妊娠のために努力を重ねられていることを知り、感銘を受けました。

2日目は、学術大会です。私たちは「特別講演」で『私たちにとっての不妊治療 ~当事者たちの思い~』という表題で講演させていただきました。この講演は、通常は患者の前に出る機会の少ない医療スタッフ、特に若いエンブリオロジストの方たちに聞いてもらいたいと企画されたそうです。最初にFine理事長の松本からFineの活動についてお話をさせていただいた後、男性不妊の立場から夫婦で不妊治療に取り組んだ体験について、次に女性の立場からの体験についてお話をさせていただきました。体外受精には欠かせない仕事をされている専門技術者のエンブリオロジストさんや、不妊治療の現場で活躍されている皆さまの前での体験談の発表は、とても貴重な体験になりました。

学会に参加させていただき、エンブリオロジストの皆さまがどうすれば妊娠に近づけるのか、さまざまな角度から日々研究し、技術を互いに高め合っていらっしゃることを知ることができました。また技術の面だけではなく、患者にいかに寄り添うか、コミュニケーションの面からも考えてくださっていることがわかり、大変心強く思いました。エンブリオロジストの皆さまの日々の努力があり、私たち患者が安心して治療を受けられるのだと、あらためて感謝の気持ちを感じました。
Fineにお声がけくださいました日本臨床エンブリオロジスト学会の皆さまに心より感謝いたします。
(担当:河合、小宮/Fineスタッフ)


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Fine (2018年2月13日)

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