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企業の皆さまへ

不妊治療支援に関心をお持ちの、企業の皆さまへ

不妊治療サポート制度を導入して、社員が働きやすい環境をつくりませんか?

社員の働きやすい環境づくりのために、「不妊治療休暇」を導入する企業が増えています。
御社でも支援を考えてみませんか?

現在、日本のカップルの5.5組に1組が不妊といわれ、毎年約2万人以上の子どもが体外受精などの不妊治療によって誕生しています。しかし、仕事と不妊治療の両立は、とてもむずかしいのが現状です。NPO法人Fineが実施した「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」(回答者数1,111人)では、「治療により仕事やその他の予定に支障をきたしたことがある」が約90%、「治療との両立がむずかしく、退職した」は約40%にものぼり、仕事をしながら不妊治療を続けることに多くの人が悩んでいる実態が明らかになりました。

こうした現状を鑑み、社員の不妊治療に対する支援に取り組む企業が増えています。そうした企業の多くは、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)実現の観点から、従来の出産・育児、介護などの支援に加える形で不妊治療への支援を導入しています。具体的には「不妊治療のための休暇(休職)制度」「治療費の補助」「治療費の無利子や低利融資」「カウンセリング」などがあります。制度の名称は「ファミリーサポート休暇」「チャイルドプラン・サポート」などを用いている場合が多いようです。 このような企業が、貴重な人材である社員が安心して働ける環境をととのえるとともに、社員の多彩な経験が企業にとって財産になると考えて取り組んでいるのは、私たち不妊当事者にとっては大変ありがたいことです。

Fineでは、企業から、不妊治療の現状や望まれる支援などについてのご相談をいただき、情報提供をはじめ、サポートやメンタルケアのためのアドバイス、社内啓発を目的とした講演や体験談発表などを実施しています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

当事者団体Fineへのサポートは、不妊当事者、ひいては次世代への支援という社会貢献につながります。私たちとともに「次世代の育成を支援する」企業イメージをつくりませんか?

少子化が進む今日、子育て支援の前段階にある不妊治療への支援は、今後ますます注目されると考えられます。「子どもを産み育てたい」と願う不妊当事者への支援は、多様化する社会やライフスタイルにいち早く対応する企業イメージをアピールするとともに、「女性や子どもにやさしい」「次世代の育成に貢献する」という企業姿勢を強く打ち出すことができ、CSR*にもつながります。
*CSR:=Corporate Social Responsibility
企業が、自社の利益を追求するだけでなく、さまざまなステークホルダー(利害関係者=消費者、株主、従業員、取引先、地域社会など)との関係を重視しながら果たす社会的責任。


Fineは不妊当事者の自助団体です。
Fineへのご支援は不妊当事者を広くサポートすることであり、次代への貢献にもつながります。この機会に、不妊当事者へのサポートをお考えになりませんか?
FineのPASサポーターになっていただくことで、資金的にご支援いただく方法があります。

Fineのメンバーは、30代〜40代の女性・カップルが中心です。健康や暮らし、医療情報などにも敏感にアンテナを立てています。これらの人々に向けた「からだにやさしい」「健康をサポートする」商品やサービスの開発等をお考えの皆さまは、ぜひFineにお声掛けください。さまざまな形でコラボレーションが可能です。

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