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国政への働きかけ

国政への働きかけ 活動レポート

自由民主党「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」のオブザーバーとして、設立総会にて「不妊治療の現状と問題点について」説明しました。


   

自由民主党内国会議員連盟「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟(不妊治療への支援拡充と、安心して不妊治療に臨める環境づくりを目指す議員連盟)」が設立され、その設立総会が、2020年6月16日(火)8時から、衆議院第一議員会館で行なわれました。
この議員連盟には、59名の議員(6/16時点)が入会されています。甘利明自由民主党税制調査会長を会長とし、幹事長・野田聖子衆議院議員、事務局長・和田政宗参議院議員をはじめとする議員の方々により立法化、政策提言などが進められます。
Fineは不妊当事者団体のオブザーバーとして、この設立総会に参加させていただきました。

まず、会長・甘利明議員から「日本では出生率が低くなっている現状があります。一方で、子どもを切に願っているのに、経済的に、あるいは職場の環境、身体的精神的苦痛などで断念している方もたくさんいらっしゃると聞きます。そのようなことを少しでもやわらげるよう政治が前を向いていかなければならないという強い思いを抱いている方にお集まりいただき今日の開催の運びとなりました」というご挨拶がありました。

次に、幹事長・野田聖子議員からの趣旨説明では、「不妊治療をお金がないことであきらめなければならないのは非常に残念なことだと思いますし、不妊治療というのは、パートナーに不妊の原因があったとしても、結局のところ体外受精で多くの負荷がかかるのは女性で、職場や地域においてそういう理解がなされておらず、女性の活躍といいながら、不妊治療をすることによってすべてを失う女性が多いという厳しい現実もあります。大変な勢いで人口を失っている日本でそれを乗り越えるための対策の一つは、不妊治療の保険適用であり、もう一つは、不妊治療がまだまだ表にできない治療のようなイメージがあり、そのようなうしろめたさを無くしていくためにも、私たちはしっかりとそういう人たちを支えていける仲間でありたいと願っています」などとお話しいただきました。

続いていくつかの議事が終わった後、Fine理事長・松本から、「不妊治療の現状」「不妊治療と仕事の両立の現状」「不妊治療の4つの負担(身体的、精神的、経済的、時間的)」について説明させていただきました。当事者が、正しい情報がわからない中で模索をしながら不妊治療を行なっている現状を改善するためにも、医療機関の公平で正確な情報開示、質の向上と担保のための法整備やガイドラインの策定、さらに第三者機関によるチェック体制を構築することを切にお願いしました。特に、『医療の質の担保』は当事者の身体への負担にも大きく関わることから、現状と問題点、今後の改善案について強くお伝えしました。そして、不妊治療の4つの負担(身体的、精神的、経済的、時間的)は、いずれか一つが解決されれば良いのではなく、全て解決されることで、初めて当事者の負担が軽減されることも共有させていただきました。

最後の質疑応答では、不妊治療への支援拡充は国力と直結する人口政策でもあり待ったなしの対策であること、子どもを願う人が若いうちに産みたいと思える社会、育てやすい社会を作ることも合わせて考えていく必要があることなど、短い時間でしたが、議員のみなさんよりさまざまな視点からのご意見がありました。

不妊は身近な問題であり、国としてサポートすべき問題であると認識を強く持ってくださっていることが、何よりうれしく思いました。今後、議員連盟で活発なご議論をいただき、スピード感のある当事者視点での法整備、政策提言に繋げていただけることに、当事者団体としてありがたく思いました。

この重大な転換期だからこそ、Fineは当事者の声を集め、不妊・不育の悩みについて国に届けてまいります。これからも、みなさんの声を、ぜひFineにお寄せください。

◆プレスリリース「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟 設立総会にて発表」
https://j-fine.jp/prs/prs/fineprs_giinrenmei_setsuritsu_sokai200616.pdf

◆Fineスタッフブログ
https://ameblo.jp/npofine/entry-12604689228.html
https://ameblo.jp/npofine/entry-12606681083.html
(担当:鈴木/Fineスタッフ)


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