活動を知る

カウンセリング事業

第2回ピア・カウンセラー全期合同研修会

「盛りだくさんの内容で、終了時間ぎりぎりまで熱心に意見が飛び交い、時間が足りないほどでした」

(担当者の感想)

2回目のピア・カウンセラー全期合同研修会が開催されました

開催日:2014年2月9日(日)

担当者の感想

2月9日に第2回ピア・カウンセラー全期合同研修会が行なわれました。
これは、一期から八期までのすべての認定ピア・カウンセラー(卒業生)を対象にした研修です。
これまでに認定された一〜八期生のピア・カウンセラーが約70名弱。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地でさまざまな活動を行なっています。東京では前日に記録的な大雪になりましたが、早朝から近隣の方々が雪かきをして通路を確保してくださっている中、会場へ向かいました。残念ながら雪の影響でやむを得ず欠席された方もいらっしゃいましたが、この日15名が参加されました。

この日の講義は、前回同様、事前に参加者のみなさんの希望をお聞きし、講師の先生方にお願いして開講していただいた内容となっています。そのため、参加者の皆さんはたいへん楽しみにしているようです。

午前中は小倉智子先生の「メールカウンセリング」の講義が行なわれました。
メールは現代ではかかせないツールの一つになっていますが、メールでのカウンセリングと面接や電話でのカウンセリングとの違い、注意するべき点などについて学びました。

お昼休みを利用し、その時間に「プレゼンテーション研修」を行ないました。
ピア・カウンセラーの活動の一つに講演・セミナーなどで体験談発表などお話しする機会があります。
聴いている方にどうしたらより伝わるか、声のトーンや視線、話すスピードなど、気をつけるところを確認していきました。すでに講演で発表したことがある先輩方に実際の場面ではどうだったかお話しいただくことができ、活動を始めて間もないピア・カウンセラーたちにとっては、先輩ピア・カウンセラーの話を聴くとても貴重な時間になりました。

午後は平山史朗先生による「カップルカウンセリング」のロールプレイ演習が行なわれました。先輩ピア・カウンセラー二名が夫婦役になり、実際に平山先生に45分間のカウンセリングをしていただきました。
参加したピア・カウンセラーたちは、先生の実際のカウンセリングの様子を見ることができ、先生の言葉や対応を一つも聞き漏らすことがないようメモを取ったり、真剣なまなざしで集中してカウンセリングの様子を見ていました。
先生の対応や言葉かけの一つ一つに意味があり、たくさんの気づきがありました。
後半は参加者全員がグループに分かれ、ロールプレイ演習をしました。合計3時間の演習でしたが、終了時間ぎりぎりまで熱心に意見が飛び交い、時間が足りないほどでした。

朝から盛りだくさんの内容でしたが、あっという間に時間が過ぎた感じがしました。私だけではなく、参加した皆さんそれぞれが、大変有意義な時間を過ごせたのではないかと感じています。

今年も同じ日に別部屋で九期生の皆さんの認定試験が行なわれました。長く充実した一日の最後に、認定試験を終えた九期生やFineスタッフを交え、合同の懇親会が行なわれました。
そのころには前夜に積もった雪も随分解け、おいしいお酒と食べ物で大いに盛り上がり、あちこちで笑顔がこぼれていました。

平山先生、小倉先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。

私自身はピア・カウンセラーとして活動していく中、今日の研修での気づきをいかしていきたいと思いました。
これからもピア・カウンセラーとして日々研鑽を積み、活動していきたいと思います。
(担当:安井 /ピア・カウンセラー養成講座運営事務局)

ページの先頭へ