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カウンセリング事業

第4回ピア・カウンセラー全期合同研修会

「全国で実際に活動されている先輩の話を伺え、真摯な姿勢に身が引き締まる思いでした」

(参加者の感想)

不妊ピア・カウンセラー養成講座を修了して、実際に活動しているピア・カウンセラー向けの研修会を実施しています。

開催日:2016年4月23日(土)

担当者の感想

不妊ピア・カウンセラー養成講座の卒業生を対象とした研修会を東京都内で開催しました。
昨年までは2月に開催していましたが、今年は養成講座を修了したばかりの十一期生も参加できるように4月の開催に変更し、一期生から十一期生までの25名が全国から参加しました。

最初は、小倉智子先生の講義で、「緊急時の対応」と「異性のピア・カウンセリング」について学びました。
「緊急時の対応」の講義では、クライエントさんが自傷・他傷・虐待の可能性があるときどのような対応をとればいいのか、また、天災時の行動についてのマニュアルを確認しました。カウンセリング中の非常事態にあわてないように、日頃から緊急時の対応を確認しておくことはとても大切だと感じました。 
「異性のピア・カウンセリング」の講義では、最近増えてきた男性クライアントへの対応、またはピア・カウンセラーが男性の場合は女性クライアントへの対応について、事例を検討しながらの研修になりました。

次は平山史朗先生の講義で、受講生から事例を募集して、事例検討会を実施していただきました。提供された事例について、参加者全員で検討し、自分だったらどのように対応するかを考えたり、他のカウンセラーの考えを聞いたりすることで、カウンセラーとしての力量をアップすることにつながったと思います。

講義を通して、参加した皆さんの大変満足そうな表情が見受けられました。特に、養成講座を修了したばかりの十一期生にとっては、励みになる研修会だったと感じました。

研修会終了後には、懇親会も行ないました。
ピア・カウンセラーだけでなくFineのスタッフも参加したことで、Fineでの活動を聞いたり、さまざまな意見交換ができる場になったようでした。

研修の参加者からは以下の感想が寄せられました。

「初めて参加して、全国で実際に活動されている先輩の話を伺え、真摯な姿勢に身が引き締まる思いでした」

「異性のピア・カウンセリングや、先輩のピア・カウンセラーの方たちのカップルカウンセリングの実際の症例についてみんなで意見交換ができたこと、またこれから初めてカウンセリングを始める十一期生にとって、先輩たちのいろんな見方、考え方、対処方法等が聴けて本当に勉強になりました。
懇親会では、先輩たちと交流ができて楽しかったです。遠い方たちは大変でしょうが、今後もピア・カウンセラーとして活動してからも自分を見直す良い機会だと思うので、年1回と言わず年2〜3回位研修があったらと思いました」

「今回、ピア研修に初参加でした。先輩メンバーの皆さまと、お目にかかれて感激でした。やっと、私も このメンバーの中に参加することができたんだな〜と、うれしかったです。
研修の内容は、事例検討会がものすごく勉強になりました。やっぱり、現場を踏んでおられる方々の空気感は違うな、と迫力を感じました。
また、ぜひ参加させていただきたいです」
(担当:辻英美/Fine公認ピア・カウンセラー)


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