「患者様とのコミュニケーションの中で、気をつけたいと思うことが満載でした」
(参加者の感想)
医療スタッ様フ向け コーチングコミュニケーションセミナー
主催: アキュラ鍼灸院ファティリティーウェルネス
(東京都渋谷区)
URL: http://www.acuraclinic.com/Default.aspx?ID=912
実施日:2012年3月17日(土)
昨年11月に引き続き「アキュラ鍼灸院」にうかがい、「スタッフセミナー」を実施させていただきました。
今回いただいたオーダーは「医療スタッフ様向け コーチングコミュニケーションセミナー」。コーチングのコミュニケーションスキルを磨いて、日ごろの患者さんとの、またスタッフ同士の対応に活用していただくものです。
当日の参加者は11名のスタッフの皆さん。まず簡単な自己紹介から始まり、そこですでに盛り上がって、笑顔を通り越して、笑いがあちこちから起こりました。皆さんの明るさとエネルギーを感じます。
まず最初にいただいたご質問は「コーチングとは?」というものでした。そう。その説明が先でした! まだまだ日本では知られていない「コーチング(*1)」は、一言でいうと、「目標達成のためのサポートを会話(対話)で行なうこと」です。その技法として、様々なコミュニケーションスキルを必要とするため、企業研修でもそのスキルを用いられるようになっています。今企業研修の手法は、ティーチングからコーチングにほぼ変わりつつあるといっても過言ではありません。
まずコミュニケーションの基本から始まり、次に、相手に合わせた対応がしやすくなるためのヒントとして、アセスメントを行ない、自分の資質を知り、相手の資質を知る、というワークを行ないました。皆さんご自分自身やお互いの資質に思わず「納得!」笑いがあちこちで起こったり、時折「えー!」という発見があったりで、いろんなことを感じられたようでした。このワークをスタッフ全員で行なうことにより、違ったタイプの人同士のコミュニケーションのコツがわかりますので、チームビルディングにも生かしていただけます。皆さん楽しそうにお互いの結果のシェアを聴いていらっしゃいました。
前回同様、90分ノンストップのセミナーは、過ぎればあっという間。その間の皆さんの集中力には毎回頭が下がります。今回は「伝える」というベースのスキルのブラッシュアップでした。次回はロールプレイングも含んだワークを、というオーダーもいただいていますので、次回は「聴く」スキルを取り入れたワークを実施予定です。
スタッフの皆さんが、さまざまな学びを「楽しく」吸収されている姿に、こちらのほうが刺激をいただきました。
(担当:松本亜樹子/ Fineスタッフ)
(*1)コーチングとは、人材開発のための技法のひとつ。「コーチ」(COACH)とは馬車を意味し、馬車が人を目的地に運ぶところから、転じて「コーチングを受ける人(クライアント)を目標達成に導く人」を指すようになった。スポーツ選手の指導のほか、交流分析や神経言語プログラミング(NLP)などの手法を取り入れてビジネスや個人の目標達成の援助にも応用される。(ウィキペディアより)