活動を知る

PASサポーター

PAS活動レポート

「ずっと笑顔がいいと思っていて「無理していた部分があったみたい」」

(参加者の感想)

不妊治療を経験して感じたこと、伝えたいこと」というテーマで講演をしました。

 

主催: 株式会社ジネコ

URL: http://www.jineko.net/wordpress/ttc-seminar/

共催: AMH普及協会 フェリング・ファーマ株式会社


実施日:2016年11月19日(土)

担当者の感想

株式会社ジネコ様主催の「妊活セミナー」が、広島で開催され、そこで体験談の発表をさせていただきました。
この妊活セミナーは、広島駅から徒歩2分ほどの TKPガーデンシティPREMIUM広島駅前ホール7Aで行なわれ、関係者を含め約50名が参加されました。

まず初めに、司会者から丁寧なご紹介をいただき、第一部が始まりました。私の体験談発表と質疑応答でした。私は、「治療開始から治療中の患者の心の動き」についてお話しさせていただきました。悲しさ、辛さを感じながらも我慢してがんばっていた治療当時のことをお話ししたところ、ご夫婦、これから治療を考えている方、現在治療中の方などさまざまな状況であろう参加者がおられましたが、目に涙をため一生懸命に耳を傾けてくださっている姿を拝見し、私も心が熱くなりました。
いつでも、どんな時も、精一杯がんばっているのに、もっともっとがんばろうとして、ストレスを貯めこんでしまう不妊治療に必要なことは、辛い時は辛いと叫ぶ、悲しい時は悲しい自分の気持ちを認め、気づき、自分の気持ちに正直になることが必要だと思います。心が感じたありのままでいいのではないでしょうか?質疑応答で、参加者の方からは「ずっと笑顔がいいと思っていて無理していた部分があったみたい」「時には優しくなれない自分でいいんだ」「これから夫婦で話し合いたい」などのお声も聞くことができました。

第二部は、IVFクリニックひろしま院長の滝口修司先生によるご講演の「AMHセミナー」と質問コーナーでした。
この「AMHセミナー」では、AMHという検査が簡単な血液検査で自分の妊娠予備能力を知るバロメーターになることなどを分かりやすくご説明されていました。このAMHセミナーに参加することで、不妊治療の最新のいろいろな情報収集ができ、治療に取り組む際の参考やヒントがたくさんあったのではないかと感じました。
滝口修司先生の「不妊治療やAMHをあげるためにはストレスをためないほうがよい」というお話しもありましたが、ストレスをためないで生活することは永遠のテーマであることを改めて感じました。

また、患者のことを常に思ってその普及にご尽力くださっているAMH普及協会様、滝口修司先生のご活動はとてもありがたいと思いました。

最後に、この貴重な機会をいただけたことに感謝いたします。

(担当:長谷川陽子/Fine公認ピア・カウンセラー)



ページの先頭へ