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PASサポーター

PAS活動レポート(IVF大阪クリニック)

「話せる“場所”、“人”がいてよかった!」

(参加者の感想)

流産・不育について体験談の発表とグループディスカッションをしました。

主催: IVF大阪クリニック(大阪府東大阪市)
URL: http://www.ivfosaka.com/
実施日:2014年7月17日(木)

担当者の感想

IVF大阪クリニック様で行なわれた看護師さん主催の「LaLa cafe」という患者会で、「流産・不育について」というテーマで30分間、体験談の発表をさせていただきました。体験談の後、40分のグループディスカッションにも参加させていただきました。

「LaLa cafe」という患者会の『La』とは〜ハワイ語で『晴れる』という意味があり、看護師の皆さまが「患者さまに少しでも温かく寄り添い、心が晴れますように」と願ってつけられたそうです。
クリニックの玄関のドアが開くと、大きな滝と緑が目に入り、とても癒される空間でした。

流産・不育というのは、なかなか現実を受け入れることが難しく、心の整理ができないまま時間に追われることがあるということを、改めて感じました。
また、なかなか自分の思いを、人に話ができない状況で、辛い気持ちを抱えて日々の生活を過ごされておられることがあるとも感じ、体験談を聴きながら涙を流される参加者もおられ、思いを共有する機会が必要だと改めて感じました。

体験談発表後のグループディスカッションでは、美味しいお菓子と飲み物が用意され、看護師さんたちの温かい思いとともに、和やかに行なわれました。
最初は緊張されていた参加者の方々でしたが、思い思いの言葉で話をされていました。

参加者の方からは“今まで人に話せなかった”、“話す場所もなかった”、“少し自分の気持ちを吐き出せてほっとした”と言っていただき、参加された方たちにとって、このような会はとてもよい機会だったのではないかと感じました。
また、私が治療していたときと同じような悩みを抱えていらっしゃることを痛感しました。私自身、参加者の方のそういった気持ちに触れることができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
(担当:福川 華代/Fine公認ピア・カウンセラー)

<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>

今後も参加したいですか?(「参加したい」という回答へのコメント)
  • 話をする場所も、人もいなかったのでうれしかった。
  • 初めて参加してみて、『心』に良かったので。
  • 他の患者さんと話すきっかけとなったので。
  • とても心に響きました。これからも治療にがんばれる。



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