スピカ(Fine Spica)を開催しようと思ったのは、「治療をしているときはクリニックに行けばたくさん同じような方がいたけれど、治療をやめてしまったら同じ立場の方にお会いすることはあるのかな?」 「何らかの不妊治療を受けている人は50万人(現在は何らかの不妊治療・検査を受けたことがあるカップルは4.4組に1組)といわれているのに、みんながみんな妊娠できているわけではないのに、赤ちゃんを授かれなかった方たちはどこにいるの? どんな暮らしをしているの? やっぱり一人で苦しんでいるのじゃないのかな・・・」と思ったことがきっかけでした。
「同じような立場の方がいるよ」ということを知っていただき、仲間がいてよかった、一人じゃなかった、と思っていただけたら、との思いで開催しています。
東京以外では、越谷、仙台でも不定期で開催しています。
Fine Spica(スピカ)チームリーダー:順子
不妊治療の有無に関わらず、「不妊を体験した後、子どものいない人生(生活)を歩んでいる方」の集まり「Fine Spica(スピカ) 」を開催しています。内容は、「仲間づくり」をテーマに、不定期ですがお食事会など開催しています。
「仲間づくり」を考えたときに、趣味の仲間、同級生、近所のお友だちなど・・・いろんな仲間がいると思うのですが、私自身、スピカの集まりに参加するようになって、気づいたことがあります。
不妊治療をさほどせず、あまり考えることなく?夫婦二人の生活になった私は、周りの「仲間」と話をする時は、結婚してからず〜っと、周りの人の子育て関係の話をまず聞き、その話に合わせるのがうまく周りと付き合うコツだと思い、自分の本音を話すことはほとんどなかったと思います。
スピカ(Fine Spica)のように、子どものいない生活を送られている方たちの話をいろいろ聞くうちに、私の中にも皆さんと同じ気持ちが封印されていたことに気づかされました。そして、同じ思いを共有することができるようになりました。
スピカのような集まりは、同じ思いを経験した人が、遠慮せずに本音を言える貴重な場だと思います。
いつも、会が終わったあと、参加者の皆さんの顔が少し明るくなっているような気がしますので、これからも続けていけると良いなと思います。
Fine スタッフ:サキ
Fine Spica(スピカ)チームのメンバーで、まずは開催日とどんなことを行なうのかを決め、その後、ウェブサイトやメールマガジンなどで告知をします。参加を申し込まれた方へのメール対応や、参加者の名簿の作成、会場となるお店の予約など行ないます。開催1週間前くらいには、参加者に当日の内容の詳細案内メールを送ります。スピカ(Fine Spica)の当日は、参加者の皆さんが、話したいことを自由に話していただけるような雰囲気づくりや進行などをしています。
・子どものいない生活を送られている方
・イベントの企画に参加できる方(メール)
・イベント当日に参加できる方
・受付メールなどを担当できる方
・参加者受付期間中、ほぼ毎日メールの送受信が可能な方
・エクセルで名簿作成ができる方
・イベント当日、会の進行(司会)ができる方