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Fine祭り2012 全国おしゃべり会in 福岡レポート

「とても不安な思いで治療を続けていたけれども、こんなにたくさんの仲間がいて、お話しすることができてよかったです」

(参加者の感想)

「体験談発表」、「おしゃべり会」の２部構成で実施。
仲間同士で日ごろ抱えている悩みや治療の話などを気兼ねなく話してもらう場と仲間づくりの場としました。
また、不妊症看護認定看護師さんと胚培養士（エンブリオロジスト）さんに、ふだん病院では質問しづらい悩みや疑問などに答えてもらえる個別相談（無料）コーナーを設けました。

担当者の感想

九州初のイベント開催でしたが、開催地である福岡在住のFineメンバーがいないため、会場探しから告知まで試行錯誤しながら準備を進めました。
当日は、東京、広島のFineメンバーが福岡に集まり、初めての福岡でのイベントに少しばかり緊張しながら受付を開始。受付では、福岡はもちろんのこと、他県からも多くの方がご参加くださっていることをあらためて確認し、とてもうれしく思いました。

最初にFineの紹介を行なった後、Fineスタッフ２名による体験談発表がありました。治療中の不安や悩み、仕事と治療の両立の大変さなど、参加者の皆さんと一緒に聴いていた私たちスタッフにも心響く内容でした。体験談を聴きながらうなずいている人や涙をぬぐう人など、皆さん真剣に聴いておられました。
続いて、不妊当事者による「おしゃべり会」を実施。「高度治療のグループ」、「40歳以上のグループ」、「治療前・一般のグループ」など複数のグループに分かれて行ないました。日頃感じている不妊の悩みや治療の疑問、周りとの関係など、どのテーブルでも話題がつきることはなかったようです。
また、「おしゃべり会」と平行して、不妊症看護認定看護師さん、エンブリオロジストさんへの個別相談を実施。このように専門家へ相談できる機会がなかなかないこともあって、当日は多くの方が相談を希望され、最後まで相談コーナーはいっぱいでした。

福岡では、初めてこのようなイベントに参加された方がほとんどで、最初は緊張されていた様子の皆さんも、お帰りの際は笑顔で声をかけてくださるなど、開催してよかったとしみじみ感じました。
皆さんが今回のイベントに参加することにより、同じ不妊の悩みを抱える仲間とのおしゃべりを通じて、少しでも気持ちが軽くなっていただけたとしたら幸いです。

あらためて、ご参加くださった皆さん、不妊症看護認定看護師さん、エンブリオロジストさんに、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
（担当：藤川 和音／Fineスタッフ）
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＊当日の様子（スタッフブログより）⇒

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