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Fine Spica（スピカ）in名古屋

「今まで話せる方がなかなかいなかったので貴重なひとときでした」
（参加者の感想）

名古屋で初めてのFine Spica（スピカ）を行ないました。

担当者の感想

名古屋で初めての「Fine Spica（スピカ）（※）」を開催しました。
「Fine Spica」は、不妊を体験した後、子どものいない人生（生活）を歩んでいる方のグループです。

現在、日本で不妊症に悩むカップルは5.5組に1組といわれています。
治療を行なっても、全ての方が子どもを授かるわけではなく、授からない方も多くいらっしゃいます。
そんな中、不妊治療中の方向けの交流会は多く見受けられる一方で、子どものいない人生（生活）を歩んでいる方向けの交流会はあまり聞くことがありませんでした。そこでFineでは、当事者の要望もあり「Fine Spica」を企画し、開催しています。
これまでは、東京、広島、仙台、大阪で開催していましたが、この度、名古屋でも開催することになりました。

今回の「Fine Spica」は名古屋駅近くのお店の個室で、夜のお食事会を企画しました。ご参加の皆さんは初対面にもかかわらず、簡単な自己紹介の後はお互いの話をしっかり聞き合いながら、日頃の生活の様子など身近な話で「そうそう、あるある〜」と自然に盛り上がっていきました。予定の2時間はあっという間に過ぎ、最後のほうで心の奥にしまっておいた気持ちをお話しになる方が多くいらっしゃいました。

今回は少人数ならではの温かい雰囲気のお食事会で、お料理ごとに「これは家で真似できそう」など、感想を言いながらおいしくいただきました。終了後に皆さんが笑顔で帰られたのを拝見して、開催して良かったと思いました。後日届いたメールには「同じ状況の人は私一人ではなくて良かったです」「楽しい会でした」「今まで話せる方がなかなかいなかったので、貴重なひとときでした」という嬉しいお声とともに、「まだまだお話ししたかったところで終了なのが少し残念。もっと時間があれば」というお声もいただき、今後は今回よりもたくさんお話しいただけるよう工夫していきたいとスタッフ皆で気持ちを新たにしました。

参加してくださった皆さん、お暑い中お集まりいただき、ありがとうございました。これからも、皆さんの笑顔をもっと増やせますようにと、「Fine Spica in名古屋」を継続して開催していきたいと考えています。今後も気軽にご参加いただけることを願っています。
（担当：どらちゃん／Fineスタッフ）

※「spica（スピカ）」は、春の夜に輝くおとめ座の一等星、和名で「真珠星」、ラテン語で「麦の穂」という意味があります。子どもを授かりたいという願いは叶わなかったけれど、一人ひとりが真珠のように輝き、麦の穂のように強くまっすぐ上を向いて歩いていきたい。そんな思いから名づけました。

＊当日の様子（スタッフブログより）⇒

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