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Fine祭り2012 全国おしゃべり会in 東京レポート

「情報交換だけに留まらず、日々感じていることや悩みなどざっくばらんに話せたのがとても良かったです」

(参加者の感想)

「体験談発表」、「おしゃべり会」の２部構成で実施。
仲間同士で日ごろ抱えている悩みや治療の話などを気兼ねなく話してもらう場と仲間づくりの場としました。
また、不妊症看護認定看護師さんと胚培養士（エンブリオロジスト）さんに、ふだん病院では質問しづらい悩みや疑問などに答えてもらえる個別相談（無料）コーナーを設けました。

担当者の感想

当日は、急に冷え込んだ一日になりました。朝から会場へ向かう路線の一つが事故で止まってしまい、参加する方が会場まで無事にお越しいただけるか、スタッフ一同ドキドキしながらお待ちしていました。
受付開始頃には、あまり影響もなく、多くの皆さんにご参加いただきスタッフ一同、皆さんに満足していただけるよう、力を合わせ運営に当たりました。

まずFineの説明から始まり、続いてFineメンバー２人による体験談発表を行ないました。中には、大きくうなずきながら、そして涙を流しながら聴いてくださっている方の姿を目にしました。体験談は、人それぞれ違う物語ですが、共感できる部分があったり、こんな考え方もあるのかと気づかされたり、参加した皆さんもさまざまな思いを感じていただけたのではないかと思います。
休憩をはさみ、不妊当事者限定おしゃべり会を行ないました。同時に不妊症看護認定看護師さん、エンブリオロジスト（胚培養士）さんへの個別相談コーナーを設けました。今回、２人の不妊症看護認定看護師さん、３人のエンブリオロジストさんに来ていただきました。それぞれお忙しい中、参加者の相談に応えたいとの熱い思いでお越しいただき、熱心に相談にのっていただきました。こちらは受付後すぐに予約でいっぱいになりました。なかなか普段ゆっくり質問できないことも相談できる機会になったのではないでしょうか。
おしゃべり会では、初対面同士でも「不妊」について、それぞれの思いを語り合ううちに、次第に打ち解け、時に笑いあり、涙ありで、あっという間に時間が経ちました。日ごろは、なかなか口に出せなかった思い、他の人はどうしているのか気になっていたことなど、このおしゃべり会を通じて、人に聴いてもらったり、人の話を聴くことによって少しでも気持ちが軽くなっていただけたとしたら幸いです。

参加した方から「今日の朝まで参加するか悩んでいたけど、来て良かったです」「今日初めて不妊についての話ができました」と声をかけていただきました。最初、受付でお会いした時は、心なしか緊張した表情をされていた方もいらっしゃいましたが、最後は笑顔で会場を後にされる方々の姿がとても印象に残りました。
改めまして、参加された皆さん、不妊症看護認定看護師さん、エンブリオロジストさんの方々へ心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
（担当：安井／Fineスタッフ）
＊参加者アンケート⇒　
＊配布物「Fine年報2012年版」やサンプルなど⇒　
＊当日の様子（スタッフブログより）⇒

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