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カウンセリング事業

不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)スクーリング3

「受講者全員の逐語録のロールプレイが聞けて、とても勉強になりました」

(参加者の感想)

eラーニングになって初めての『スクーリング3』を開催しました

開催日:2013年2月10日(日)〜11日(月)
URL:https://j-fine.jp/e-pia/

    


担当者の感想

2月10日(日)〜11日(月)、不妊ピア・カウンセラー養成講座がeラーニングになって、初めての『スクーリング3』を開催しました。
初日は、「ロールプレイ逐語録検討」、「電話カウンセリング演習」、「ピア・カウンセラーの活動の実際」などを行ないました。「ロールプレイ逐語録検討」では、受講生の皆さんがそれぞれカウンセラー役になり20分のロールプレイカウンセリングを行なったものを事前に収録し、一言一句を書き起こした書面と音声録音の両方を持ち寄り、一人ずつ丁寧に検討しました。自分のカウンセリングを逐語録としてまとめて、録音したものと同時に振り返ると、改めて自分のクセや、注意する点などがよくわかります。受講生たちは、講師の平山先生、小倉先生から受けた指摘を、次の課題の試行カウンセリングに活かそうと真剣に検討する姿が印象的でした。そのほか、異性とのピア・カウンセリングの注意点なども勉強しました。
このあとの講座は、辻講師にバトンタッチ。現在Fineピア・サポートチームのリーダーでもある辻講師から、「Fineピア・カウンセラーの活動」についての紹介がありました。皆さんそれぞれが、認定後の進路について具体的にイメージできたことと思います。
そのあとの「電話カウンセリング演習」では、聴き取り体験を行ないました。受講生同士がお互いの顔を見ないで背中合わせとなって、電話相談の疑似体験をします。そして、相手の声の印象はどうだったか、自分は話しやすかったか、などの感想を言い合いました。この実習で電話相談の実際を体験したことにより、抱えている気持ちを話すことの効果、相手の悩みに親身になって話を聴くことの難しさ、などを体感できたと思います。
この日の講座は、実習中心に朝10時から夜7時30分までと長時間で、受講生の皆さんも疲れたと思いますが、受講生同士仲が良く、講座終了後はみんなで食事するだけではなく同じホテルに宿泊して、翌日の講義に備えたそうです。

2日目は、「ピア・カウンセリング演習」、「自己を見つめるワーク」などを行ないました。今日はピア・カウンセリング演習を一人ずつ行ないました。
クライエント役は先生で、それぞれが午前中に演習を行ない、午後は午前中の演習でできなかったことや指摘されたことに気をつけ、同じクライエントの設定でもう一度演習を行ないました。
ライセンスコースの皆さんは全3回(計6日間)のスクーリングを修了し認定試験に向けての勉強を頑張っていらっしゃいます。
今年度の認定試験は、2013年3月31日(日)。この試験に合格されると、いよいよ「Fine認定第8期不妊ピア・カウンセラー」が誕生します。
次回、『スクーリング3』の開催は2013年11月9日(土)・10日(日)を予定しています。
受講生同士が実際に会う機会は少ないのですが、同じ目標に向かってお互い励まし合いながら、一緒に演習や課題に取り組んでおられる姿がとても印象に残りました。
(担当:安井 /ピア・カウンセラー養成講座運営事務局)

スクーリングを受講した方の感想 (一部抜粋)
  • 自分の欠点、しゃべり方を考えさせられました。もし電話カウンセリングをした場合はどうなのか体験できました。
  • みっちりと逐語録の検討をしてもらえて、自分のできないことを確認できました。
  • 逐語検討は時間をたっぷりとっていただき、きめ細かくディスカッションできて、とても充実していました。
  • 講師の先生の一人一人の対応に感謝しました。なかなか注意されたことが実践できない自分にもう少しスクーリングをしたいと思いました。
  • ロールプレイは、本当に実践的で学ぶものが多いので、まだまだもっと練習したいくらいでした。一度やり、午後にやり直すという方法もキビしいですが新しい発見にもなり意味があると思いました。
  • 午前と午後のロールプレイは、自分はもちろんのこと、仲間のロールプレイをみて、とても勉強になりました。難しいと痛感するスクーリングでしたが、とても楽しく勉強できました。

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