「ピア・カウンセラーになった意味や理由を再認識できました。ピア・カウンセラーになった後の活動を想像できてよかったです」
(受講生の感想)
eラーニングになって4回目の『スクーリング3』を開催しました
開催日:2015年11月22日(日)・23日(月・祝)
URL:https://j-fine.jp/e-pia/
11月22日(日)・23日(月・祝)、不妊ピア・カウンセリング養成講座がeラーニングになって4回目の『スクーリング3』を開催しました。
初日は、平山史朗先生による「特別講義」、「ロールプレイ逐語録検討」を行ないました。
このために、受講生が勉強を進めてきた中での疑問やカウンセリングに関する質問事項を事前に募りました。それをもとに平山史朗先生が回答と資料を用意してくださり、解説を盛り込みながらお話しされました。eラーニングの講義内容に関するものや、カウンセリング時の基本的な、あるいは具体的なクライエントへの対応、さらに認定後の活動など多岐にわたりました。皆さん熱心に耳を傾け、質疑応答では受講生同士活発な意見交換も行なわれました。
「ロールプレイ逐語録検討」では、受講生の皆さんがそれぞれカウンセラー役になり20分のロールプレイカウンセリングを行なったものを事前に収録し、一言一句を書き起こした書面(逐語録といいます)と音声録音の両方を持ち寄ります。これはスクーリング3の前に提出が義務付けられているものです。一人につき1時間程度の時間をかけて、丁寧に検討しました。受講生はたいへん熱心で、検討も自然と熱気を帯びていました。
2日目は、前日に続き「ロールプレイ逐語録検討」と「ピア・カウンセラーの活動について」、「電話カウンセリング演習」、「自己を見つめるワーク」などを行ないました。「ピア・カウンセラーの活動について」では受講生から積極的な質問が多数出て、熱意が伝わってきました。「電話カウンセリング演習」では、顔が見えないよう背中合わせになって演習を行ないました。受講生の皆さんは、今までと違う形式に戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。
講座終了後には、スクーリング3受講後に実施する予定の試行カウンセリングの課題や認定試験の問題について、先生方に活発に質問されていました。
これまでの受講生から「もっとロールプレイ演習を行ないたい」との多数の声を受け、昨年からスクーリングとは別にロールプレイ演習の時間を講師の先生方が設けてくださっています。1日あたり4名を上限に、平山史朗先生と小倉智子先生が2日間ずつ演習を担当されます。参加は必修ではありませんが、中にはお二人の先生両方の演習への参加を希望する受講生もおり、その事前準備等についても熱心に質問されていました。
今期受講生が顔を合わせるのも今回で3度目となり、同期の絆も深まってきたようです。休憩時間等にも認定試験や講義内容について熱く語る姿が見受けられました。
次回、『スクーリング3』の開催は、2016年11月26日(土)・27日(日)を予定しています。
(担当:岡田 /ピア・カウンセラー養成講座運営事務局)