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カウンセリング事業

不妊ピア・カウンセラー養成講座(eラーニング)『スクーリング3』2016年

「平山先生の‘カウンセリングとは…という言葉が随時響きました」

(受講生の感想)

eラーニングになって5回目の『スクーリング3』を開催しました

開催日:2016年11月26日(土)〜27日(日)
URL:https://j-fine.jp/e-pia/


担当者の感想

11月26日(土)〜27日(日)、不妊ピア・カウンセリング養成講座がeラーニングになって5回目の『スクーリング3』を開催しました。
初日は「ピア・カウンセラーの活動について」からスタートしました。事務局から、認定を受けた後、ピア・カウンセラーとしてどのような活動ができるのか、先輩ピア・カウンセラーの活動も交えながら、紹介がありました。次の「電話カウンセリング演習」では、顔が見えないよう背中合わせになって演習を行ないました。受講生は、声だけで受ける印象、自分の相づちのくせなど、一緒に演習した受講生からのフィードバックで、改めて気がつくことも多かったようでした。対面とは違う形式に戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。
午後からは「自己を見つめるワーク」を行ないました。ピア・カウンセラーとして活動していく上では、自分の不妊体験を一度客観的に振り返る必要があります。そのため、この「自己を見つめるワーク」は、スクーリング1でも実施されています。スクーリング3まで受講を続けてきて、自分自身に何か変化があったか、振り返ることはとても大切なことだと思います。私自身も過去に受講した一人として、受講中に自分自身をきちんと見つめなおすことができたのは、今の自分のピア・カウンセラーとしての活動にも影響していると感じています。
その後は、平山先生、辻講師、山本講師による「ロールプレイ逐語録検討」を行ないました。これは、受講生の皆さんがそれぞれカウンセラー役になり20分のロールプレイカウンセリングを行なったものを収録し、一言一句を書き起こした逐語録と音声録音の両方をスクーリング3の前に提出、皆で検討するものです。一人につき45分程度の時間をかけて、ていねいに検討しました。音声で改めて聴くと、自分の話し方のクセや応答など気がつく点も多く、検討も自然と熱気を帯びていました。

2日目も、前日に続き「ロールプレイ逐語録検討」を行ないました。受講生の皆さんが、休憩時間も短くなるほど、とても熱心に取り組まれている姿が印象的でした。
また、スクーリングも3回目となり、同期の絆も深まってきたようです。これから認定試験に向けて、認定のための課題「試行カウンセリング」の実施と逐語録の作成、認定試験の勉強など、取り組むことがたくさんあります。2月の認定試験を経て、春には、新しいピア・カウンセラーが誕生することを事務局メンバー一同楽しみにしています。
(担当:安井 /ピア・カウンセラー養成講座運営事務局)

スクーリングを受講した方の感想 (一部抜粋)
  • 最後の最後でサンドバック状態でしたが、これも合格するために必要なことだったと受け止め、試行カウンセリングに活かします。
  • 昨日の終了時間を早めに切り上げていただけてよかった。体力的にも精神的にも今日の講義に集中できた。

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