2017年3月12日「特別公開講座」参加者アンケート(抜粋)
今回の講演内容についてご意見、ご感想(抜粋)
【平山史朗氏の講演(演題:「不妊体験者が働きやすい職場とは」)について】
- 「できないことを認める」というのは、不妊治療のみならず、今後生きていく上でもとても大事なことだなと感じました。
- 不妊治療経験者のため、内面的な部分において、つらい思いをしているのは自分だけではなかったと気づくことができて良かったです。
- あまり注目されていない「専業主婦の孤独」について触れてくださったのが良かったです。
- 職場へのカミングアウト結果を知ることができて、男性の考え・思いは気付かなかった。
- 企業と個人での不妊治療の共有は、「人」との関係性にあるのがわかりました。
- 女性と男性の違い、物事のとらえ方が印象的で、自分の中でも整理されました。
- 職場へ具体的な行動というレベルでしてほしいことを訴えるということはなかなか難しいことですが、大切だなと思いました。
- カウンセラーの立場からのお話が聞けて、非常に勉強になりました。
- 「心理学的にはほどよい母親で良い」という話には大変感銘しました。
【ピア・カウンセラーの体験談発表について】
- 両立の大変さをあらためて考えさせられた。診察時間等考えたい。
- 仕事を退職され、治療も思うようにいかなかった際の体験談が胸にせまるものがありました。
- 終わりの見えない不妊治療をやめるきっかけを当事者から聞くことは、今後続けていく上で、覚悟の一つになるため、知れて良かったです。
- 自分の経験と重なって、涙をこらえるのが大変でした。少し早口かな。
- 子どものいない人生を送っている点で自分と共通していたので、共感できる部分が多くて良かった。今まさに今後どう生きていくかを模索中なので、とてもためになった。
- 退職しても、新しい仕事を持ってイキイキしていらっしゃる姿がとても励みになりました。
- 仕事を続けながら治療のためにさまざまな工夫をされていたにも関わらず、それでもやはり両立が難しいという現実。でも、そんな経験を持つ方がピアカウンセリングやキャリアカウンセリングで活躍されているというのは、とても心強いです。
- こういう生き方、選択肢もあるのだなということがわかってよかった。
- 感情的にならず、大切なプライベートなお話をしてくださり、心が深く伝わりました。自分の体験や経験は、自分の後に続く方に伝えたいと思いました。。
【パネルディスカッションについて】
- 多様性を認める社会というのは、自身が勤めている会社でも事業の一つのテーマとして取り組んでいることなのですが、個人の意識レベルの違いもありなかなか難しいと感じる部分があります。いろいろな生き方をしている人たちの話をきいたり、取り組みについて紹介したり、企業からそういった人、情報を働いているスタッフに提供する必要もあると感じます。
- 私も、女性ばかり大変なのに男性に理解してもらえない無関心なところに、ストレスを感じていたが、私だけでもなく、不妊=ダメと考えないこと、自分を追い込んでいたことを客観視して気が楽になれそうになった。ライフ・ワーク・・・ライフがあってこそのワーク、周囲に伝えていきたいです!
- ファミリーサポートや子供食堂を考えてみたいです。
- 「不妊」に限らず、多様性を認め合う社会が実現してほしいです。
- 企業のさまざまな取り組みを知ることができました。また社会の課題について、いろいろ考えさせられました。
- 子どもを持つ持たないも自由。欲しくても子どもができないという場合には、普通にサポートを受けられるのが特別なことではないという社会になるとよいなとあらためて感じました。男性にも学生のうちから、そういうことを考える機会があるとよいと思いました。
- 新居さんの活動、素敵ですね。家族留学ですが、里親、養子縁組している家庭へも実現できたら良いかなと思いました。日本はまだまだ養子などへの偏見がある。若い頃の学びは大切。
- 社会や企業など、広い視点で多くの意見が聞けて良かったです。今後に活かしていきたく思います。
- 「自分が社会の偏見を取り込んでいる。(そのことに気づけば変われる)」という平山先生の最後の締めの言葉が胸にきました。
今後のイベントなどでとりあげて欲しいテーマ・話題がありましたらぜひお聞かせください(抜粋)
- 男性をメインにした勉強会、講演会など。
- 男女(夫婦)の中での不妊治療(気持ちの違い)について。
- 男性不妊について
- 女性同士の人間関係。職場での産休・育休の人を嫉妬しない心の持ち方。
- 子持ちの人の攻撃をどうかわすかの心理テクニックを教えてほしいです。
- 男性に伝える方法
その他、ご意見やご感想、要望などございましたら、お聞かせください(抜粋)
- 不妊であることを隠すべきこと、恥ずべきことと思わないでいい社会になるために、Fine様の今後の活動に期待します。
- 不妊に関わるさまざまな問題は、他のハンディ(介護、病、障害etc)を抱えるものと共通しているので、不妊当事者や経験者でなくとも、こちらで取り上げる問題・テーマは本来、皆の問題でもあると思います。
- 「家族留学」←→ライフの可視化。おもしろいなと思いました。逆に言えば、それだけ核家族化、地域との交流がなくなっているのだと思いました。これからもこのようなイベントを時々お願いしたいです。
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