「先生やクリニックの皆さま、研究者の方などの熱い思いをうかがい、感動しました」
(担当者の感想)
記念すべき第1回のARTJAPAN研究会で、体験談を発表させていただきました。
共催: ART JAPAN研究会・メルクセローノ株式会社
URL:http://ivf-asada.jp/ (浅田レディースクリニック)
URL:http://www.merckserono.co.jp/ja/index.html
(メルクセローノ株式会社)
実施日:2017年5月27日(土)
浅田レディースクリニック様によるARTJAPAN研究会が名古屋で開催され、そこで体験談の発表をさせていただきました。これまで「勝川ART研究会」として開催されていたものですが、浅田先生が今までのご活動の集大成としてART JAPANグループを発足され、今回はその記念すべき第1回のARTJAPAN研究会でした。名古屋駅から徒歩1分ほどの TKPガーデンシティPREMIUM名駅桜通口という会場で開催され、約130名の方が参加されました。
私の体験談発表では「あのとき言えなかった私の気持ち〜1400日の不妊治療体験から〜」と題し、お話ししました。人生100年時代を目前にしていると言われているなかで「1400日」(約4年)は数字としては短い印象かもしれないけれど、私の人生で最もインパクトのある体験の日々だったことや、治療期間中の自分を取り巻くさまざまな人々(家族、職場、友人、病院)に対して言葉にしていなかったさまざまな気持ちについてお伝えしました。特に、私が医療関係者の方々に助けていただいたと感じたことについて具体的なエピソードをいくつかお伝えしたところ、何度もうなずかれたりメモを取ってくださったりと、参加者の方々が熱心に耳を傾けてくださった姿がとても印象的でした。また、私の発表後と講演会終了後には、患者に対する配慮や気持ちのサポートについて質問や感想をいただき、クリニックの皆さまが普段から不妊治療中の患者の気持ちに寄り添い、ご尽力されていらっしゃることにとても感動しました。
特別講演として、九州大学大学院医学研究院応用幹細胞医科学講座ヒトゲノム幹細胞医学分野の林克彦先生より、「幹細胞技術を用いた卵子再生への試み」についてお話がありました。素人の私にとってはやや難しい専門的なお話でしたが、平易な言葉を加えながらわかりやすく最先端の研究について教えてくださり、大変勉強になりました。
今回の講演会の参加を通して、浅田先生やクリニックの皆さま、研究者の方など医療従事者の皆さまの熱い思いや日頃のご尽力により、不妊治療の日進月歩の一端が支えられていると感じました。このような貴重な場で体験談発表をさせていただき、感謝しております。本当にありがとうございました。
(担当:大崎幸恵/Fine公認ピア・カウンセラー)