「生殖医療に携わる医療従事者の皆さまの治療や患者に対する情熱に触れ、気が引き締まる思いがしました」
(担当者の感想)
第2回ART JAPAN 生殖医療研究会で不妊体験談を発表させていただきました。
共催: ART JAPAN研究会・メルクセローノ株式会社
URL:http://ivf-asada.jp/ (浅田レディースクリニック)
URL:https://www.merckgroup.com/jp-ja
(メルクセローノ株式会社)
実施日:2018年9月29日(土)
浅田レディースクリニック様による第2回ART JAPAN生殖医療研究会にて、不妊体験談の発表をさせていただきました。
会場は品川駅から徒歩3分の「品川フロントビル」で、東京では初開催です。名古屋ではサテライトで同時上映され、合わせて約120名の生殖医療に従事する専門家の方々がご聴講されました。
特別講演1は、国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター副センター長 齊藤英和先生より「日本の生殖医療の現状(日産婦ART登録からわかること)」、特別講演2は、内閣官房参与・慶応義塾大学 名誉教授 吉村泰典先生より「これからのわが国の生殖医療」のお話がありました。日本の生殖医療の成績や今後の進むべき方向について、技術の進歩や倫理の問題、法整備の必要性など最先端の生殖医療をわかりやすくご説明いただき、大変勉強になりました。
私の不妊体験談発表は「新たな夢への移行〜10年の不妊体験を経て〜」と題し、母親になる夢が叶うことなく治療終結を迎え、新たな夢へ移行するに至った10年間の治療経緯や周囲との関係性、感情の変化などについてお話ししました。ご参加の皆さまは熱心に耳を傾けてくださり、会場は温かい雰囲気に包まれました。終了後は患者に対する配慮や心理的サポートについて質問や感想をいただきました。医療従事者の皆さまがそれぞれの立場から患者に対して真摯に向き合われていること、何よりも患者第一に考える情熱に触れることができ、感動しました。
この会に参加させていただき、日本で質の高い治療を受けられるのは、浅田レディースクリニック理事長 浅田義正先生やクリニックの皆さま、研究者の方を始め、医療従事者の皆さまの熱い思いや日頃のご尽力の賜物だとあらためて感じました。
このような大変貴重な場で体験談の発表をさせていただき、感謝しております。私も微力ながら自分にできることで貢献して参りたいと気が引き締まる思いがしました。本当にありがとうございました。
(担当:渡邉雅代/Fine公認ピア・カウンセラー)