「私自身も不妊ピア・カウンセラーとしてメンタルの部分で不妊治療に貢献するという決意を新たにすることができました」
(担当者の感想)
第3回ART JAPAN生殖医療研究会で、「期怒哀落の不妊治療」というテーマで体験談を発表させていただきました。
共催:
ART JAPAN生殖医療研究会
一般社団法人AMH普及協会
メルクバイオファーマ株式会社
世話人:
医療法人浅田レディースクリニック
URL:http://ivf-asada.jp/ (浅田レディースクリニック)
URL:https://www.merckgroup.com/jp-
ja/company/merckbiopharma.html
(メルクバイオファーマ株式会社))
実施日:2019年9月28日(土)
浅田レディースクリニック様による第3回ART JAPAN生殖医療研究会にて、不妊体験談の発表をさせていただきました。
東京での開催は昨年に続き2回目で、名古屋ではサテライトで同時上映されました。
始めに私から「期怒哀落の不妊治療」と題し、不妊治療中は喜怒哀楽の喜びや楽しさがなくなり、期待して、落ちて、哀しんで、妊娠しない自分に怒るという負の感情の連続だったことをお話ししました。講演後は、具体的場面における患者への心理サポートや声がけのしかたについてご質問いただき、医療従事者の方々が、日頃より患者に寄り添われているお気持ちが伝わり、感銘を受けました。
次に特別講演1では広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 島田昌之先生より「卵胞発育と卵成熟の新知見、良い卵をたくさん得るために」、特別講演2では徳島大学大学院医歯薬学研究部 研究部長 苛原稔先生より「着床前の胚遺伝子検査の今後の展望」と題してお話がありました。
採卵前からの卵の状態を向上させたり、また受精後、胚を検査することで母体への負担が軽減されたりと、自身の治療中は周期としての卵しか注目することがなかったため、その前後の卵の研究発表を聞いて生殖医療の幅広さに感銘を受けるとともに、妊娠・出産を望む方にとって希望となる研究をされている先生方にあらためて感謝の気持ちを持ちました。
浅田レディースクリニック院長 浅田義正先生はじめ日々研究、臨床に携わる先生方の日々のご尽力なくしては現在の不妊治療はなく、この会に参加させていただくことで、先生方はじめ医療従事者の方々の熱く、温かいお気持ちに触れることができ、私自身も不妊ピア・カウンセラーとしてメンタルの部分で不妊治療に貢献するという決意を新たにすることができました。
このような貴重な機会に演者として参加させていただけたことに感謝申し上げるとともに、最先端の医療技術と温かいホスピタリティが揃った浅田レディースクリニック様の東海地方に続く関東地方での益々のご発展をお祈りしております。
(担当:間瀬三枝子/Fine公認ピア・カウンセラー)