「遠隔地での治療を通して感じたことや、不妊治療をしていたからこそ得られたこと、治療を卒業するにあたっての葛藤についてお話させていただきました」
(担当者の感想)
勝川ART研究会で不妊体験談の発表をさせていただきました。
主催: 浅田レディースクリニック
(愛知県春日井市、名古屋市)
URL: http://www.ivf-asada.jp/
実施日:2012年6月2日(土)
第16回 勝川ART研究会で体験談をお話させていただきました。Fineのメンバーが体験談をお話させていただくのは、今回が4度目。勝川ART研究会は2004年開始当初から年2回、医療従事者を対象に浅田レディースクリニック様主催で開催されています。
私は、ウィークリーマンションに宿泊しながら家から遠いクリニックへ通院し一人ぼっちでつらかったこと、「私たち夫婦にとっての治療のゴールは何なのか、そのために通るプロセスは何なのか」について医師とじっくり意思疎通できたありがたい経験、そして治療を終了するまでの過程について、100名の参加者の皆さまにお話させていただきました。Fine名古屋支部のメンバーも応援に来て聴いてくれたおかげで、緊張することなくお話することができました。
特別講演では、国際医療技術研究所 IMT College理事長 荒木重雄先生が、動画を使っての患者への情報提供について、実際ご自身が作成されてきた動画の数々を使ってご説明くださいました。どの動画も、情報が満載されているのにも関わらず短時間で説明されていて、とてもわかりやすかったです。患者全員に同じ情報が伝達できるよう、こういった動画を待合室で流す試みについても触れられていました。
Fineでも今年、不妊ピア・カウンセラー養成講座をeラーニング化しました。動画の有効活用は無限の可能性を秘めている、と実感した一日でした。
(担当:渡邊紫乃/Fineスタッフ)