「一患者の体験を先生方や医療関係の皆さまに聴いていただける貴重な機会をいただき、とても嬉しく思いました」
(担当者の感想)
勝川ART研究会で不妊体験談の発表をさせていただきました。
主催: 浅田レディースクリニック
(愛知県春日井市、名古屋市)
URL: http://www.ivf-asada.jp/
実施日:2013年6月1日(土)
第18回勝川ART研究会で不妊体験談の発表をさせていただきました。勝川ART研究会は2004年開始当初から、医療従事者を対象に浅田レディースクリニック様主催で年に2回開催されており、Fine担当者が講演をさせていただくのは今回が6回目です。
当日は約100名の参加者がいらっしゃいました。
製薬会社2社様の学術情報の発表のあと、私の体験談発表、そして特別講演として兵庫医科大学産科婦人科学 澤井英明先生による「ARTに役立つ遺伝医学の知識」についてお話を伺いました。
不妊治療と胎児の染色体異常との関連性や着床前診断について詳しく解説していただきました。不妊体験者にとって興味深い内容で、大変わかりやすくご説明くださったので、とても勉強になりました。
私は「子どもがいる人、いない人のあいだで」というタイトルで不妊体験談をお話しさせていただきました。自分が置かれた曖昧な立場、そのため誰にも自分の思いを伝えることができなかった当時の思い、そしてピア・カウンセラー養成講座を受講する中で気づいた自分の本心などについてお話をさせていただきました。
体験談をまとめることで、あらためて自分の不妊体験について整理できる機会となりました。
初めての講演で大変緊張しましたが、担当の皆さまに優しくお気遣いいただき、Fine名古屋支部からの応援もあって、おかげさまで落ち着いてお話しさせていただくことができました。
今回、一患者の体験を先生方や医療関係の皆さまに聴いていただける貴重な機会をいただき、とても嬉しく思いました。また、このような不妊体験談を聴くことを大切な機会だと考えてくださっている主催の浅田レディースクリニックの関係者の皆様に対し、あらためて感謝しております。
(担当:安井幹子/Fine公認ピア・カウンセラー)