ＰＡＳ活動レポート（アイブイエフ詠田クリニック）
「今までわからなかった対応のやり方がわかったので、これから実践に活かしていきたいと思います」
(参加者の感想)
新入職員研修
主催： アイブイエフ詠田クリニック（福岡県福岡市）
URL： https://www.ivf-nagata.com/
実施日：2020年7月16日（木）
担当者の感想
福岡の中心地、天神に位置するアイブイエフ詠田クリニック様より新入職員研修をご依頼いただき、おうかがいして実施してきました。
新型コロナウイルスの関係で各種研修はオンラインに変更されるものも多い中、今回は通常通りの実施を希望いただき、久しぶりの出張となりました。オンライン実施でも支障のない研修やセミナーも多数あるのですが、この、ビジネスマナーも含んだ新入職員研修は、やはり対面のほうがその効果は大きいため、対面実施は大変ありがたく思いました。当日の参加者は新卒・中途採用を含めて10名弱の職員の皆さんでした。こうした研修を受けるのは初めてだという方が多く、最初は少し緊張された面持ちでのスタートとなりました。
今回のご依頼はコミュニケーションスキルアップも含まれるため、自己紹介からコミュニケーションのスキルである「傾聴・承認」についてと、それらを意識したアクションをレクチャーし、実践していただきました。皆さんドキドキしながらもそれぞれ個性を出された自己紹介から研修がスタートしました。
新入職員研修の中でも、医療機関のそれは一般的なサービス業などとは異なり、少々特別な内容が必要となります。特に「患者視点」に立った対応については、不妊治療という非常にセンシティブな状況に置かれた患者さんに対してどのような配慮が必要か、ということも学んでいただきます。全体的にレクチャー形式ではなく、グループワークや個人ワークを取り入れた双方向形式で進めていきました。
「安心感を持たれる対応」では、「マスクをした状態での笑顔が難しい」という質問などもあり、皆さん毎日一生懸命考えたり工夫したりしていらっしゃることが伝わってきて、患者の立場として嬉しく、またありがたく思いました。笑顔の練習では、マスク姿のままで何度も自撮りをし、ペアワークで確認をしあいます。皆さん最初は照れくさそうでしたが、一生懸命「患者さんに安心感を持っていただける表情」を工夫されていました。
短い時間でたくさんの要素を詰め込んだ研修でしたが、集中力が途切れることなく参加されていた皆さんのモチベーションを尊敬しつつ、これからのご活躍を願う気持ちでクリニックを後にしました。今回の研修に際し、ご企画から当日の実施までていねいなサポートをくださった総務部 加藤武尊様、また今回は残念ながらお目にかかれませんでしたが、今回の研修実施に際し細やかなご配慮をくださった院長 詠田由美先生に、心からお礼申し上げます。
（担当：松本亜樹子／Fineスタッフ）
<参加者からいただいたご意見・ご感想>
意見、要望、感想など
- このような研修を今まで一度も受けたことがなかったので、すべてが勉強になった。
- 敬語は難しいと思った。少しでも使えるようになるため、テキストを見てこれからも勉強していきたい
- これまで業務で意識したことがなかった細かいことに気が付くことができたので、これを業務にいかせるようにしたい
- マスクで笑顔の表情を作るのが難しいと思った。マスクをしていても笑顔が伝わるように練習しようと思う
