「現実と向きあい、考えるいい機会になった」
(参加者の感想)
体験談の発表をしました。
主催: IVFなんばクリニック(大阪府大阪市)
URL: http://www.ivfnamba.com/
実施日:2013年12月18日(水)
IVFなんばクリニック様で開催された、治療終結をテーマにした「アイリス」の会において、「不妊治療の経験をふりかえって」というテーマで体験談の発表をさせていただきました。体験談の後、患者さん同士の交流会をはさみ、クリニックから卵子提供や養子縁組についての情報提供もありました。
なんば駅すぐ近くにある大きなビルに、IVFなんばクリニック様は位置しています。入口前には座り心地のよさそうな椅子が置かれ、受付横には大きなクリスマスツリーが飾られていました。スタッフの皆さまから患者さんへの優しい心遣いが、随所にあふれているようでした。
参加者は15名、そろそろ治療終結について考えていらっしゃる方、まだ先のことだけれども知っておいた方がいいと思っている方など、年齢も思いもいろいろな方が参加されました。
治療を終結する決心をするのは、大変難しい問題です。治療は期間が長くなるほど、生活の大きな部分を占めていくようになりますから、終結するということは、新しい生活をまた築き直していくことになります。新しいことに対して、恐れや不安、心配な気持ちを抱くのは、ごく当然なことだと思います。
こうして経験した人の話を聞いたり、患者さん同士で話しあったりすることで、自分なりに納得のできる決断をできるようになっていくのではないでしょうか。焦らず、自分の気持ちを大切にしながら、徐々にその時が来るのを待てばよいのではないかと思います。
スタッフの皆さまにご準備いただいた美味しいお菓子とお茶をいただきながら、和やかに、時折真剣なまなざしや表情を交え、患者さん同士でお話をされていました。クリニック内でこのように治療の経験を話したり、情報提供を受けたりできるのは、とても良いことだと思います。
アンケートでは「共感しました」「現実と向き合い、考えるいい機会になった」「気持ちの整理ができた」という嬉しいお声をいただきました。皆さまのお役に少しでも立てたなら、うれしく思います。
(担当:宮崎裕希/Fineスタッフ)
<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>