「自分の中で少し我慢してたんだ、と気付けて今後の治療の向かい合い方の参考になりました」
(参加者の感想)
『心と体の声を共に感じよう〜流産経験を通して〜』というテーマで開催された第1回「ルピナス」会で、講演させていただきました。
主催: IVFなんばクリニック(大阪府大阪市)
URL: http://www.ivfnamba.com/
実施日:2016年6月23日(木)
IVFなんばクリニック様で第1回「ルピナス」会が開催されました。
「ルピナス会」は治療中の方が1つのテーマで集まり、患者同士がお話をする会です。今回のテーマは『心と体の声を共に感じよう〜流産経験を通して〜』でした。初めに看護師さんから流産の時の気持ちについてお話があり、続いて私の体験談の発表でした。不妊治療中の気持ち、ストレスとの向き合い方、今の気持ち等のお話をさせていただきました。
私の体験談発表の際は、涙を流されて聴いてくださった参加者もおられ、辛い体験を乗り越えて様々な思いで過ごされていることを強く感じました。時が経ってもなかなか辛い経験を誰かに話したり、心や体を癒す場所を簡単に見つけることができないのは、今も昔も変わらないのだなと改めて感じるとともに、癒せる場所が必要なのだと確信しました。人は悲しい時、大きな衝撃を受けたときは「心に蓋」をしてしまいがちですが、ゆっくり心の声を聴いて「心と体を癒す作業」が必要だと感じています。
看護師さんはじめクリニックのスタッフの方々が、患者さんの心に寄り添おうと一生懸命考え努力されているお姿に頭が下がり、また感動しました。
とても穏やかな「ルピナス会」に参加させていただく貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
(担当:長谷川陽子/Fine公認ピア・カウンセラー)
<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>