「自分自身がとっても楽になった」
(参加者の感想)
クリニック様主催の治療終結をテーマにした「アイリスの会」で講演と交流会での進行役を務めました。
主催: IVFなんばクリニック(大阪府大阪市)
URL: http://www.ivfnamba.com/
実施日:2018年6月23日(土)
IVFなんばクリニック様主催で治療終結をテーマにした『アイリスの会』が開催され、講演と交流会の進行役を務めました。
クリニックの玄関を入ると白を基調とした爽やかなフロアーが広がり、受付カウンターではいつも笑顔で丁寧なご対応をしていただき大変嬉しく思っています。
今回で第9回目の『アイリス会』は「治療を継続するかどうか迷っている」「治療終結を考えているがそのタイミングがわからない」「終結後の生活が想像できない」など、さまざまな思いでたくさんの方が参加され、カップルでの参加者も複数いらっしゃいました。初めに担当の看護師さんから、「アイリスの花言葉」には希望・信じる心や知恵などがあること、そして不妊治療についての考え方や養子縁組、里親制度、非配偶者間体外受精、夫婦二人の生活についてなど、人それぞれにさまざまな選択肢があることをお話しされました。
続いて私の講演です。自分の体験を交えながら不妊治療の開始から現在に至るまでの夫婦関係やお互いの心模様、そして治療中に感じるイライラ・怒りなどの心の仕組みなどについてお話しさせていただきました。また先の6月18日、大阪で震度6弱の地震があったことに触れ、人生には「予期せぬ出来事」があり「絶対」「確実」な人生ではなく「未確定なこと」が多いこと、不妊治療が「永遠の治療」ではないからこそ誰もが自身の人生の選択・決断を自分自身でできることやその大切さなどをお話しさせていただきました。参加者の方の中には、時折メモを取りながら聞かれる方や涙を浮かべじっとこちらを見て話を聴かれる方もいらっしゃり、その様子に私自身も胸が熱くなり声を詰まらせる瞬間もありました
講演会後の交流会では4テーブルに分かれてスタートしました。私はすべてのテーブルに参加させていただきましたが、参加者の方々がお互いにご自身のお話を語られたり質問し合ったりと、あっという間に時間が過ぎてしまい名残惜しさを感じながら交流会が終了しました。
『アイリスの会』に参加させていただき、看護師の方はじめ医療スタッフの皆さまの常に患者に寄り添いご尽力されておられるご様子に感動をし、パワーをいただきました。そして、不妊についての啓発活動を続けていく大切さを改めて感じ、身が引きしまる思いがしました。このような貴重な機会をいただき大変感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
(担当:長谷川陽子 / Fine公認ピア・カウンセラー)
<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>