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PASサポーター

PAS活動レポート(IVF大阪クリニック)

「このような患者同士の交流の機会があると、自分だけが辛いわけではないと思える」

(参加者の感想)

患者会で不妊体験談の発表をさせていただきました。

主催: IVF大阪クリニック(大阪府東大阪市)
URL: http://www.ivfosaka.com/
実施日:2013年11月21日(木)

担当者の感想

大阪府東大阪市にあるIVF大阪クリニック様で行なわれた患者会で、同じ不妊治療体験者として体験談を発表させていただきました。その後、グループに分かれてのグループディスカッションにも参加しました。

IVF大阪クリニック様の看護師さん主催の患者会の名前は「LaLa Cafe」。「La」はハワイ語で「晴れる」という意味で、患者さんに少しでも晴れやかな気持ちになってもらえるようにという想いが込められているそうです。

白を基調とした明るい部屋には、飲みものとお菓子が用意され、和やかな雰囲気ですすめられるようにという看護師さんたちの細やかな心遣いが感じられました。

今回の患者会のテーマは「二人だけの生活について」。参加者は18名で、カップルでのご参加も2組ありました。現在治療中の方ばかりでなく、治療を終えられた方もいらっしゃいました。

約30分の時間をいただき、治療中のこと、治療を終えて新しい仕事を始めたことや夫との二人の生活についてお話しさせていただきました。

体験談発表のあとは4つのグループに分かれてディスカッション。私は、現在治療中の方が集まるグループに入りました。ときどき冗談がでたり笑いがこぼれるおしゃべりのなか、やはり治療のやめ時を決めるのは難しく、同じ経験者同士うなずきながら気持ちを共有していました。

不妊治療体験者の多くは、普段治療のことを話せる相手がなく、ともすれば世間から一人取り残されたような気持ちになってしまいがちです。クリニックでこのような治療体験者同士のおしゃべりの機会が設けられることは、とても意義のあることだと思います。帰られるときには、皆さん晴れやかなお顔になっていたように感じました。

(担当:生島清身/Fineスタッフ)

<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>

今後も参加したいですか?(「参加したい」という回答へのコメント)
  • 患者同士の交流が難しく悩みや辛さを分かちあえる人を持つのが難しいので、このような機会があると自分だけが辛いわけではないと思える。
  • 同じ立場の人がいるのはわかっているけど、実際に話をする機会がないから。
  • 人の体験を聞くことで自分へのヒントになることがある。
  • 自分以外の方の思いや考えが聞けるので。



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