「治療のことをわかっている第三者に、がんばったねと言ってもらえるだけで、救われる気持ちになるような気がします」
(参加者の感想)
IVF大阪クリニック様主催の「第57回LaLa Cafe〜ふたりの生活を選択された方のお話を聞いてみませんか?」で体験談の発表とおしゃべり会 に参加しました。
主催:IVF大阪クリニック(大阪府東大阪市)
URL: https://www.ivfosaka.com/
実施日:2022年4月23日(土)
IVF大阪クリニック様では「通院中の患者に、先を見据えた治療選択をしていただきたい」、そんな思いから、さまざまな情報提供をされています。今回は治療終結をテーマにした「LaLa Cafe」が開催され、私は体験談の発表とおしゃべり会に参加しました。
57回目となるこの会への参加者は、夫婦2組を含めた7名でした。ご担当の看護師さんからの開会のあいさつ、約束事項の説明後に、私から体験談「私と夫の不育症奮闘記」をお話しさせていただきました。自身の治療経験から始まり、半年前に治療終結に至ったきっかけ、夫とのやりとりや現在の思いを、その時々の気持ちを綴った絵てがみの画像とともにお伝えしました。スライドを見ながら熱心にメモをとる方、強くうなずいている方、時おり涙ぐむ方がいらっしゃいました。最後に、皆さんへのエールを送って体験談発表を終えました。
休憩をはさみ、後半はおしゃべり会です。ファシリテーターの看護師さんとともに私も前方に座り、皆さんからの質問に答えながら、和やかなひとときを共有しました。ご主人からの発言や夫婦でコミュニケーションを取られている場面もあり、ほっこりした気持ちになりました。「リアルな話が聞けてよかったです」「絵てがみの言葉が胸に刺さりました」という言葉に感謝しながら、当事者の話が少しでもお役に立てばと切に思いました。
そして、多忙な時間帯にもかかわらず、閉会前には院長の福田愛作先生も来てくださいました。二人の生活についてにこやかな笑顔でお話しされ、参加者はあたたかなエールを受け取りました。同時に、スタッフの皆さまが思いをひとつに全力で患者をサポートされていることが伝わってきました。
初めての講演で緊張していましたが、ご担当の看護師さんには準備段階から細やかなサポートをしていただき、大変心強かったです。このような貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
(担当:外園 佳代子/Fine公認 不妊ピア・カウンセラー)
<参加者からいただいたご意見・ご感想(アンケートより抜粋)>