「たくさんの気づき、発見、共感がありました」
(参加者の感想)
クリニック様主催の患者会で講演とおしゃべり会の進行役を務めました。
主催: 蔵本ウイメンズクリニック(福岡県福岡市)
URL: http://www.kuramoto.or.jp/
実施日:2019年8月24日(土)
蔵本ウイメンズクリニック様主催の患者会で、講演とおしゃべり会の進行役を務めました。今までにも定期的に患者会を開催されていて、今回のテーマは「二人目不妊」についてでした。当日は雨というあいにくのお天気でしたが、カップルも含め11名の方が参加されました。
まず最初に、私自身の体験談、二人目の妊活は自分優先で動けない不自由さ、子連れ通院の大変さ、子育てにもお金がかかっている中での経済的な負担など、一人目の妊活とはまた違う特有の難しさが伴うことについてお話しさせていただきました。子どもを授かった後もまだ不妊について悩んでいることはなかなか周囲から理解してもらいにくく、普段同じ状況の方とお話しできる機会も少ないため、今までひとりで悩んでがんばってこられた方も多かったのではと思います。
次のおしゃべり会では、このような患者会に初めて参加された方も多く、最初は緊張されている様子でしたが、二人目を望む同じ思いを持っていることの安心感から、時には今までの思いがあふれ涙を流されたり、お互いに質問されている姿がとても印象に残りました。二人目不妊とひと言でいっても、これから治療を始めようと思っている方、そろそろ終結についても考えている方と状況は違いましたが、共感できることがある一方で、同じ状況でも違う考え方もあるという気づきなどもそれぞれあったのではないかと思います。
終了後も私に声をかけてくださる参加者の方もいて、この会に参加したことで少しでも心の負担が少なくなるきっかけになっていれば嬉しいと思いました。参加された方から「参加を迷ったけれども、皆さんががんばっている姿を見て、自分も一歩踏み出してみようと思った」と感想をいただきました。
二人目不妊についての患者会は初めての開催ということで貴重な機会に担当させていただき大変嬉しく思っています。今回も、看護師長の久保島さんはじめ、ご準備までご担当くださった看護部の高尾さん、大迫さん、大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。
(担当:安井幹子/Fine公認ピア・カウンセラー)
<参加者からいただいたご意見、ご感想(アンケートより抜粋)>