「ご夫婦で参加されている方が多く、涙を流されながら熱心に聴いて
くださっていた方がとても印象に残っています」
(担当スタッフの感想)
高度生殖医療についての説明を行なう「ARTセミナー」の中で、体験談を発表しました。
主催: 京野アートクリニック(宮城県仙台市)
URL: http://www.ivf-kyono.or.jp
実施日:2009年6月20日(土)
京野アートクリニックさんでは、「一般不妊セミナー」と「ARTセミナー」の2種類の「ふにんセミナー」を開催しています。
今回、私は高度生殖医療についての説明を行なう「ARTセミナー」の中で、不妊治療中の体験談を発表させていただきました。
不妊治療を受けていた頃のことを振り返ると、自分を否定してしまうことで、よけいに自分で自分を苦しめてしまっていたのではないかと感じています。
つらい気持ちや不安を受け入れること、夫婦のコミュニケーションの重要性、どのような結果になっても、頑張ってきた自分を認めることによって、こころの負担を軽くすることができたことなどについてお話しました。
私が不妊治療を体験して、いちばん強く感じている、『どのような状況にあっても、人はひとりひとりとても価値のある重要な存在だ』ということを、この場でも皆さんにお伝えしました。
ご夫婦で参加されている方が多く、涙を流されながら熱心に聴いてくださっていた方がとても印象に残っています。
ARTセミナーでは、看護師さんや胚培養士さんから体外受精の一般的な知識や治療のリスク、京野アートクリニックさんの治療内容などについての説明がありました。また、参加者からの質問に対しては、院長先生がひとつひとつ丁寧に答えてくださっていました。
それぞれの夫婦が納得したうえで治療を選択し、医師やスタッフのみなさん、患者が協力して治療をすすめていくためのコミュニケーションを大切にしていることを強く感じました。
(担当:辻 英美/Fine公認ピア・カウンセラー)