「参加者からのたくさんの質問に、ドクターが一問一答。両者の真剣な思いに触れ、胸があつくなりました」
(担当者の感想)
「ART(アート)セミナー」で「不妊治療の経験とFineでの活動を通して感じたこと」という講演をしました。
主催: 京野アートクリニック(仙台市)
URL: http://www.ivf-kyono.or.jp/
実施日:2011年7月9日(土)
昨年に引き続き、京野アートクリニックさんが毎月実施していらっしゃる「ART(アート)セミナー」にお声掛けいただき、講演をさせていただきました。
今回も70名の定員が予約でほぼいっぱいだったそうで、開始時刻が迫ってくると、参加者の皆さんが、次から次に入場。あっという間に満席になりました。
まず驚いたのは、カップルの多さです。前回もそうだったのですが、今回もほとんどの方がカップルで参加していらっしゃいました。不妊治療は二人で協力し合って進めることですので、最初の説明会から一緒に参加するのは、本当に素晴らしいことだなぁと、嬉しくなります。
京野理事長先生にご紹介いただいた後、まず私が講演をさせていただきました。自分の不妊治療の経験を踏まえて、Fineの活動として、どんなことを行なっているのか。そしてそれが日本の不妊治療の現状にどんな影響を与えているのかなどをお話しさせていただきました。参加者の方からいくつかご質問もいただき、これも嬉しかったです。
その後、看護師さん、胚培養士さん、受付事務さん、そしてカウンセリングの説明もあり、多方面からの患者サポートの姿勢が伝わってきました。参加者の皆さんは熱心にメモを取りながら、聴き入っていました。
締めくくりは、理事長への質問タイム! その場で回収した質問に、京野先生がひとつひとつ、丁寧に答えていかれます。今回は特にたくさんの質問が出たとのことで、時間ぎりぎりまで、質疑応答が続きました。新しい治療を始める前に、こんな風に不安を取り除く機会があると、安心・納得して進めるだろうなぁと思いました。
参加者とクリニックのスタッフの方、双方が、「願いをかなえたい」という目標に向かって、気持ちを一つにして頑張っていらっしゃると感じました。皆さんの気持ちに触れ、今回もとてもあたたかい気持ちをいただきました。
(担当:松本 亜樹子/Fineスタッフ)