「夫婦で一緒に参加できてよかったです」
(参加者の感想)
妊活イベントで総合司会/おしゃべり会/ミニセミナー/ブース出展をしました。
主催: 株式会社メディエンス
特別協賛:
京野アートクリニック・京野アートクリニック高輪
URL: http://ninkatsu.main.jp/event2016/
実施日:2016年5月22日(日)
『妊活イベント2016〜ご夫婦一緒の妊活ライフを楽しもう!』で、今年もNPO法人Fineは、たくさんの役割で参加させていただきました。このイベントは、Fineが設立当初からお世話になっている「オールアバウト不妊治療」のガイドの池上文尋さんが社長を務められている株式会社メディエンス主催の大規模なイベントで、メインステージと出展エリアに分かれて、終日さまざまなイベントが繰り広げられます。
私はメインステージで総合司会を担当。Fineの公認ピア・カウンセラーが出展エリアでミニセミナーとおしゃべり会、そしてNPO法人Fineのブースも出展させていただきました。
メインステージでの講演は、第一部が放送作家で、バラエティー番組の企画・構成をメインにドラマや映画の脚本、舞台、小説の執筆など様々なジャンルで活躍していらっしゃる鈴木おさむさん。奥様の森三中の大島さんは、昨年ご出産されました。お二人の妊活のリアルなお話に、参加者の皆さんは笑ったりうなずいたり、しーんと聞き入ったり。質疑応答では、なんと鈴木さんがステージから降りて直接参加者の方にマイクを向けられる場面もあり、あっという間の90分でした。
第二部の講演は、予防医療コンサルタントで、一般社団法人Luvtelli 東京&NewYork代表理事の細川モモさん。「ちゃんと食べて産めるからだになる」をテーマに、妊活によいと言われる食べ物や栄養素などについて、データなども示しながら詳細にお話しされました。参加者の皆さんは、ひたすらメモをとる!とる!という感じで、講演を聴くというよりもまるで学校の授業を受講しているかの様子。皆さんの熱心さが伝わってきました。
第三部の講演は、「不妊治療の最前線〜不妊治療はここまで進んでいる」というタイトルで、京野ARTクリニック高輪理事長の京野廣一先生、京野ARTクリニック高輪院長の竹内 巧先生のお二人が、それぞれ不妊治療の最新トピックについてのお話をされました。こちらもカップルが多く目立つ参加者の皆さんが熱心に聴き入ってらっしゃって、やはりメモ!!(笑)。参加の皆さんの真剣な表情が印象的でした。
私はほとんど展示ホールに行くことができなかったので、ミニセミナーや展示ブースの様子はFine公認ピア・カウンセラーの今井さんから報告いたします。
(担当:松本 亜樹子/Fineスタッフ)
展示ホールは、開場後まもなく人が集まり、京野ARTクリニック高輪臨床心理士・生殖医療カウンセラーの菅谷典恵先生のミニセミナーはカップルを中心に満席となりました。
妊活時の男女の温度差について、具体的な会話を交えながらそのメカニズムをひも解き、今後のアプローチの仕方などのアドバイスもいただきました。
参加者の方のみならずFineスタッフも「あるある」と頷きながら拝聴しました。
Fineの担当したミニセミナーでは、Fine公認ピアカウンセラー2名が妊活中や治療中の気持ちを盛り込んだ体験談を中心にお話しさせていただきました。
各ブースはメイン会場の講演の合間が特に賑わい、アンケートを記入された方が各企業の専門家から妊活のためのアドバイスや相談を受けることができるブースは、とりわけ押し寄せるほどの人気でした。
食関係のブースでは試飲・試食があり、熊本の復興支援のために設けられた射的コーナーでは時々歓声が上がって、皆さま楽しまれている様子でした。
Fineブースでは「この前NHKに出てましたよね」と声をかけていただいたり、ピア・カウンセラーの資格に興味を持ってくださっている方が資料を取りに来られたり、今までFineを知らなかった人たちにも資料をお渡しして興味を持っていただけたようでした。
そしておしゃべり会では、「当事者同士で話す会がありがたい」と他のおしゃべり会にもよく参加されている方から、「初めて妊活や不妊について話せてよかった」と初めて参加された方から、感想をいただきました。
1時間はあっという間で、皆さま「もっと話したい」と思われているようでした。このような大規模な妊活イベントに参加させていただいたことは、私にとっても、とてもよい経験になりました。
(Fine公認ピア・カウンセラー今井万里子)