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PAS活動レポート(京野アートクリニック)

「Fine合同ARTセミナー」

オンラインARTセミナー  20代必見!「知識が未来を切り開く。妊娠の選択肢を学ぶ」

主催:京野アートクリニック
URL:https://ivf-kyono.com/ivf-seminar/
実施日:2024年11月26日(火)

担当者の感想

前半の20分では、京野アートクリニック 理事長 京野 廣一先生から、治療のステップアップについてや、卵子凍結についてのお話がありました。後半は「当事者としての立場でお伝えしたいこと」と題して私自身の体験を踏まえながらお話ししました。

私は不妊治療にはビジョンが必要だと思っています。不妊治療を受けるのか受けないのか、どこまで、いつまで治療をするのか。そして不妊治療を優先するのか、それとも不妊治療も仕事もどちらも優先するのか、不妊治療と趣味のどちらも優先するのか。正解も不正解もないからこそ、自分が、自分たちがどうしたいのかを明確にするために、「妊活みらい会議」をお勧めしました。妊活や不妊治療を始める前、そして不妊治療中でも、どんなタイミングでもカップルがそれぞれの意見を伝え合うことが、お互いを理解し気持ちを寄せるために必要なことだと思います。
妊活や不妊治療で生理がくることをリセットと呼びます。毎回リセットがくることに対しての悲しさややるせない気持ちなど、体験した人なら一度は感じたことがある心の揺れ動きについて私自身が体験したことをお話ししました。そして、悲しいと思った時は我慢せずに悲しむ。自分の今の気持ちを受け止めて、やりたいこと、やりたくないことを我慢しない。そういった心構えが、不妊に向き合う上での一つのヒントになったらうれしいなと思いお伝えしました。
たくさんの方が聞いてくださって、ご質問もたくさんいただき、1時間があっという間でした。

このような機会を設定してくださった京野アートクリニックの皆さん、ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。

(担当:野曽原 誉枝/Fineスタッフ)

 

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