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PAS活動レポート

「講義を聞いて、患者さんをしっかりサポートできる、 オーダーメードの寄り添い方が必要と痛感しました」

(参加者の感想)

院長先生やクリニックスタッフの方たちを対象に、「一当事者として、皆さんにお伝えしたいこと」というタイトルで、セミナーを実施しました。
当事者団体としてのNPO法人Fineの活動紹介や、これまでのアンケート調査、寄せられた不妊当事者の声等を踏まえ、患者のニーズや今後の不妊治療の展望、要望などを紹介。その後、質疑応答やディスカッションを実施。さらに今回はコーチングスキルの基本の一つであるコミュニケーションスキルのミニワークショップを実施しました。

主催: ミオ・ファティリティ・クリニック(鳥取県米子市)
URL: http://www.mfc.or.jp/
実施日:2009年2月8日(日)

担当者の感想

事業の一環としてご要望いただき、スタッフセミナーを実施させていただきました。
院長先生を筆頭に、スタッフのすべての皆さんがとても熱心に、そして意欲的に参加してくださって、とてもうれしくなり、こちらもその気持にお応えしようと一生懸命お話してきました。
質疑応答では、ふだんお仕事の中で疑問に思っていらっしゃることや困っていらっしゃることなどいろんなご質問をいただき、スタッフ皆さんの、患者さんに対するお気持ちが伝わってきました。
アンケートでも、たくさんのためになるご意見や感想をいただきましたので、今後の活動に大いに参考にさせていただこうと思います。
(担当:松本 亜樹子/Fineスタッフ)

参加者からいただいたご意見、ご感想(アンケートより抜粋)
  • とてもわかりやすく、すーっと心に届きました。
  • 患者さんの“ナマ”の声をたくさん聞かせていただいて、とても参考になりました。毎日の自分を振り返ることができました。ありがとうございます。
  • 今まで講義の中で一番良かった(個人的にですが)と思いました。ありがとうございました。これまで歩まれた不妊経験をこのような形にまで実現されるまでのご苦労というか力はすばらしいものだと思います。これからも活躍をお祈り致しております。
  • すごく心にひびくお話が聞けて大変良かったです。ありがとうございました。もっと、もっと患者さんにたいしての心がまえができたように思います。一つのことに対しても人のとり方はいろいろなので、もっと患者さんに伝えられるようにたくさんの引出しを持ちたいと思います。
  • 貴重な話を聞かせて頂き、ありがとうございました。人それぞれ色々な悩みをもっていると思います。それをどう受け止めてどうすごすのか、松本さんも言われましたように、一日一日悩んで過ごすより笑って過ごすことが大切だと思いました。
  • 不妊治療を経験した松本さんの語られた辛い経験の言葉は、とても深く涙があふれました。こんな大変な不妊治療を行なっているMFCは、患者さんの気持ちに添ったものでなければならないと改めて感じました。松本さんが出会われた看護師さんに限らず、患者さんをしっかりサポートできるオーダーメードの寄り添い方が問われると強く感じました。昨日に続き、MFCに多くの情報を与えてくださいましたこと、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
  • コミュニケーションについて図にされた伝わり方はまったくその通りだなと感じました。十人十色でこちら側もたくさんの引き出しを持ち、どの方にも気持ちよく病院を後にされるよう、努めたいと思います。 日頃に気になっていたこともディスカッションで聞くことができ、ご自身のご経験を踏まえてのお話がとても良く勉強になりました。また、コミュニケーションに関しては、今回教えていただいたことを理解したうえで、できる限り自分の伝えたいことがすべて伝わるように、また聞く時にできる限り素直に聞く努力をしたいと思います。本当にありがとうございました。
今回の講義を受けて、あなたの中で何か変化はありましたか?
  • 「あなたがいるから、ここで治療を続けられる」と思ってもらえるような看護師になれたらなぁと感じました。私もhappy、見つけます。
  • 意思疎通の引き出しをふやす努力を試みたい。
  • 不妊治療だけではなく、人生の幸せは何だろうと考えさせられた。不妊治療は技術そのものではなく、人と人のつながり、きずなが重要な点だと思った。
  • コミュニケーションのお話、大変参考・勉強になりました。これからの人生と言ったら大げさですが、何か気持ちの持ち方が変わるような気がします。
  • コミュニケーションとは相手の受け取り方で決まる…ということが改めてわかりました。今後に役立てたいと思います。
  • 普段、判定日の方の会計をしている時、(+)だ..(-)だ..と頭の中で喜んだり残念な気持ちになったりしています。が、やはりそれは自分自身に起こっていることではなく、いつも変わらずお金を請求し、次の仕事に進みます。患者さんにとってはその周期、周期が大事であり、私も今まで以上にその気持ちをくみとり、事務としても支えとなってとりくんでいきたいと思いました。
  • コミュニケーションや人の心理的な部分にもともと興味があるのですが、やはりそうなんだなぁ、と感じることがたくさんあり、勉強になりました。人との会話について声のトーンとかいつも気を付けるようにしていますが、「あの人と話したい!!」と選んでいただけるスタッフになりたいと思います。
  • コミュニケーションについてなど、聞けると思っていなかったので、とても勉強になりました。それと、人それぞれに同じことを言われていてもこんなにも違うんだと感じ、おどろきました。
<スタッフセミナーアンケート>

【今回の講義内容についての5段階評価】


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