「『通院中お互いの存在を知りながら話しかけることができず、今回は話すきっかけとなった』『参加してよかった』との声も聞かれ、このような会の必要性も改めて感じることができました」
(担当スタッフの感想)
セキ−ルレディースクリニック患者様団体「ei(あい)クラブ」第2回集会にて、体験談発表のあと、おしゃべり会の司会をしました。
主催: セキールレディースクリニック(群馬県高崎市)
URL: http://www.sekiel.com/
実施日:2009年5月9日(土)
開催場所:ホテルメトロポリタン高崎
セキールレディースクリニックの患者様団体「ei(あい)クラブ」の第2回集会に参加しました。会場はホテルメトロポリタン高崎で、とてもよい雰囲気のお部屋でした。
前半は私と松本さんの不妊体験談。参加された皆さんが時々うなずきながら熱心に聴いてくださっていたのがとても印象に残っています。
後半は、クリニックのスタッフの皆さんは退席して、当事者だけのおしゃべり会です。
おいしいケーキと紅茶を飲みながら和やかな雰囲気でスタートしました。参加された皆さんはいろいろな気持ちを話してくださり、私も共感することが多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。
このような会を開催してくださったセキールレディースクリニックの皆さんに感謝するとともに、とてもよい雰囲気のおしゃべり会をつくってくれた参加者の皆さんにも感謝しています。
(担当:辻 英美/Fine公認ピア・カウンセラー)
緊張と興奮する気持ちで会場に向いましたが、クリニックのスタッフの皆様方が温かくお迎えしてくださり、又参加者の皆様の雰囲気にも助けられ、リラックスした気持ちで参加させていただくことができました。
まず、このような患者会(おしゃべり会)が、クリニックサイドからの企画ということにすばらしさを感じ、スタッフの皆様そして通院患者さん方とお会いして、このような機会が設けられていることの意味も感じとれました。普段患者側の立場から見ていることが多く、想像しにくいクリニック側の不妊患者への温かい思いというものも伝わってくる様で、本当に貴重な時間を過ごすことができました。
会はまず、不妊体験談を2名、各30分ずつ、そして後半はクリニックスタッフさん退席という配慮の中、Fineの司会進行により90分のおしゃべり会という形で進められました。体験談は私にとっても心に響くもので、参加者の皆様もうなずいたり、涙を流したりと真剣に聞き入る姿が印象的でした。後半のおしゃべり会のなかでも感想が聞けたりと充実したものとなったのではないかと感じました。おしゃべり会では、お茶とケーキをいただきながら、和やかな雰囲気ですすめていくことができました。「通院中お互いの存在を知りながら話しかけることができず、今回は話すきっかけとなった」「参加してよかった」との声も聞かれ、このような会の必要性も改めて感じることができました。私自身も皆様方と同じ時間を共有でき、学びの多い充実した時間を過ごすことができました。感謝の気持ちを忘れずに、今後の活動にいかしていければと思います。
(担当:有我/Fine公認ピア・カウンセラー)
セキールレディースクリニックさんの患者会に参加させていただいたのは2回目でした。前回に引き続き、体験談発表+おしゃべり会という流れの「ei(あい)クラブ」集会。会場は駅スグのホテルの一室という交通至便&落ち着いた空間での開催でした。
まず、スタッフ2名による体験談発表。今回の担当は、Fineピア・カウンセラーの辻さんと私。限られた時間では自分の体験のすべてを伝えることなんてとてもできないので、その一部のエッセンスをギュッと凝縮したお話しになります。
加えて私はFineの活動のことも少しお話しさせていただきました。
私たちFineのスタッフは全員が不妊当事者。当事者が、なぜ、活動を始めたのか。当事者としてできることっていったいどんなことなんだろう。これはぜひ全国の不妊当事者の皆さん…仲間たちに、知ってほしいな、と常に思っているからです。
こんな話、皆さんは興味あるかなぁ…と、いつもちょっと心配しながらお話しさせていただくのですが、今回参加してくださった皆さんも、とても関心寄せてくださり、あとでもっと詳しく聞かせてほしいと質問をいただいたりして、とてもうれしかったです。
おしゃべり会は、今回ファシリテーターデビューのピア・カウンセラー、有我さんが進行役。いつもながら通院患者さんたちのおしゃべり会は、やっぱり盛り上がる! というのを実感。涙あり、笑いあり、一同しみじみと共感するひとときあり…。時間はどれだけあっても足りない〜というのも、また患者会の醍醐味だなぁと思います。時間が過ぎても、まだ名残惜しそうにおしゃべりが続いています。これも必ず見かける光景です。今日がきっけかになって、クリニックでおしゃべりできる仲間が増えているといいなぁ。と、思いました。通院仲間が増えるって、とても心強いことですもんね。^^ 最後の感想の時の皆さんの笑顔が印象的でした。また皆さんにお目にかかれる日があるといいなと願っています。
(担当:松本 亜樹子/Fineスタッフ)