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国政への働きかけ

国政への働きかけ 活動レポート

三原じゅん子厚生労働副大臣に、『不妊治療の負担軽減に関する要望書』と、1,992名の署名を提出しました!


   

10月22日、多くの記者も同席した中、『不妊治療の負担軽減に関する要望書』と1,992名の署名を、三原じゅん子厚生労働副大臣へ直接手渡しにて提出しました。自民党 野田聖子幹事長代行、和田政宗議員にも御同席いただき、議員からもお話しいただきました。

提出後、三原じゅん子厚生労働副大臣へFine理事長 松本より、要望書には不妊当事者の4つの負担(身体的、経済的、時間的、精神的負担)の軽減について要望がありますが、今回は特に以下の3点に絞って直接口頭でお伝えしました。
1点目は「治療費の自己負担額の軽減」として、保険適用範囲の拡大、混合診療、助成金の拡大を要望しました。
2点目は「仕事と不妊治療の両立支援」として、来年1月に施行される育児介護休業法改正に不妊治療の追加と、制度だけでなく利用しやすい風土醸成のための啓発やサポートを要望しました。厚生労働省の調査では不妊治療をしている女性の4人に1人が不妊退職をしており、Fineではそれによる経済的損失額は年間1,345億円と試算しているという背景もお話ししました。
3点目は「長引かない治療のためにガイドライン整備と第三者機関によるチェック体制の確立」を要望しました。

それに対して、三原じゅん子厚生労働副大臣より、「速やかに一定の方向性を示したい」「当事者と国が一緒になって進めていきましょう!」との力強いお言葉をいただきました。

今回、「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」の野田聖子議員と和田政宗議員のご協力により、このような要望書提出や面談が実現したことに感謝申し上げます。
これからもFineは、不妊患者の環境改善のために、当事者の生の声を伝えるなど、国政への働きかけを行なってまいります。
(担当:永池/Fineスタッフ)


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