Fineってこんなカンジ

不妊当事者の声

「不妊は珍しいことじゃない」「いつでも仲間がいる」と気づかせてくれたのがFine。それだけで楽になれました。

(HIBIKIさん 不妊ピア・カウンセラー養成講座受講生)

Fineを知ったきっかけは?
ブログでの国会請願のアンケートに協力したことがきっかけで知りました。
Fineの第一印象は?
不妊という公にはしにくいことを、当事者が声を大にしているのを見て驚きました。国に意見している姿は強さを感じます。
Fineのこれまでの活動で印象に残っていることは?
「カウンセリング公開講座」での不妊体験談発表です。
この時、初めて不妊で悩む人の体験談を聞きました。
全く同じ経験ではなくとも、胸が苦しくなるほど気持ちが伝わって、会場には泣いている人たちが大勢いました。
こういった話を聞いて、私だけではない、この方も頑張っているんだ、と前向きになりました。
インターネットでの書き込みや友達の不妊話を聞くのとは違い、体験談を聞くことは私には影響が大きかったです。

また、会場には同じ思いで参加している人を目で見ることができたので、そこでも勇気をもらった気がします。
インターネットが広がった今でも、ひとりで悩んでいる人はたくさんいます。
その方たちには、是非こういう場があることを知って欲しいです。
Fineの特色(特徴)といえば?
当事者の立場を大事にしていることが最大の特徴。
当事者の声を集約し、みんなの代弁者としてマスコミや社会に発信している団体だと思います。
Fineにふれて、「不妊」や「不妊当事者」のイメージは変わりましたか?
不妊は不幸なこと、内緒にすること、暗いというイメージをもっていました。しかし不妊だからって隠すことではない、ひとつの生き方。何も悪いことはしていないのだから、社会へ負い目に感じることはないと今は思います。
Fineで出会った・知り合った人(会員さん、スタッフ、その他)は、どんなイメージ?
スタッフは当事者のつらい気持ちを受け止めるキャパが広いと感じました。親身になってくれる、支えてくれる印象をもちました。
Fine、あるいは不妊に対して思っていることを自由に教えてください。
不妊に対してですが、特別な理由がなくても誰にでも不妊になる可能性はあること、他人のせいでもなく、自分のせいでもない。特別自分だけ不運だと思ってはいけない。それに気づくまで時間がかかりました。 不妊に限らず相手の立場を考えるようになり、命の重みを知りました。不妊によって得た部分は大きいと思います。
Fineに今後、頑張ってほしいことは?
今している活動を持続することが大事だと思います。プラス、養子縁組、里親会との連携があるともっと幅が広がるかと思います・・・。斡旋業をするということではなく、情報の共有として、不妊治療者も養子を考えている確率は高いので、その窓口になるなど。子供を迎えるリスクや状況だけでもスタッフが把握するなど。(現在も私が知らないだけで行なわれていることかもしれません) また、病院への不妊ピア・カウンセラーの派遣。ピアとして話を聞いて欲しいという患者さんはいるはずです。

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