スタッフの笑顔。あたたかさ。楽しいノリと本気の熱意。Fineさんは「不妊」を通して思いやりや助け合う喜びを感じられる場所だと思います。
(株式会社 山忠/山岸さん、岩田さん、池田さん)
- Fineを知ったきっかけはなんでしたか?
- 健康腹巻きを販売している弊社では、 “おなかを大切に思う気持ちを広げる活動”として、「おなか応援プロジェクト」を行なっています。このプロジェクトをスタートさせるとき、賛同・協力してくれる団体や企業を探していて、偶然Fineさんのホームページを見つけました。
- Fineの印象は?
- ホームページを見て「しっかりとした団体」と感じました。情報や声を外へ発信される取り組みと、会員さんに対する心遣いやケアを考えた活動の両面がしっかりとされていて、運営されている方々の熱意をとても感じました。またFineさんの素晴らしさは「明るさ」だと思います。つらいこと、苦しいことでも必ず「笑い」を忘れないところに、感動しています。
- Fineのこれまでの活動で、印象に残っているものは?
- 私たちがはじめて参加させていただいた「Fine祭り2009」です。ブース出展の経験もそれ程なく、Fineさんとの初めてのお取り組みだったので、どんな雰囲気かもわからずとても緊張していました。そんな中、Fineのイベントスタッフの皆さんが、ブースに来てくださったり、私たちスタッフに積極的に声を掛けてくれました。
一般的に団体というのは独特の雰囲気があったりして、入りづらかったりするものですが、Fineさんスタッフの心遣い、迎え入れてくれる気持ちがすごくうれしかったのを覚えています。言葉で言い表すのは難しいのですが、はじめの一歩を温かく迎えてくれるのがFineさんなんだな〜と感じました。
- Fineを通して(触れて)「不妊」や「不妊当事者」のイメージは変わりましたか?
- Fineさんを通じて「不妊当事者」の方々が抱えている悩みやつらさというものを、より痛感した気がします。その反面、その思いを共感したり、わかちあうことで心が救われたり、楽になることがあるんだということも感じました。
これから「不妊」をとりまく社会環境向上の一つとして、「心のケア」への取り組みがもっともっと必要じゃないかと思っています。また個人的には、今まで何気なく、悪気もなく言っていた言葉も、当事者にとってはつらい一言をもしかして言っていたことがあったのかな…と反省するきっかけにもなりました。もっと早く知っておきたかった!
- Fineで出会った・知り合った人(会員さん、スタッフ、その他)は、どんなイメージ?
- Fine代表の松本さんがとても気さくで明るい!とても話しやすい、やわらかい雰囲気をもった方だと思います。会話やメールでも、相手が話しやすくするような気遣いを随所で感じます。
また、Fine祭りがご縁で出会った先生方や企業の方々とも、その後も連絡を取り合ったりできて、なんだか「同じ仲間」という感じでした。普通、企業のブース出展は「競争相手」みたいになって寒々しい思いをしますが、Fine祭りでは、お互いのブースを行き来したりお話したりできて、同じ目的をもった仲間意識というか、なんだかほっこり楽しかった印象があります
- Fine、あるいは不妊に対して思っていることを自由に教えてください。
- 「不妊」について、私たちは簡単に言えるような立場ではないと思っています。それは、私たちの商品で、それまでの環境やさまざまな思いや気持ちを一変するようなことはできないからです。私たちにできることは「カラダの冷え」という分野で、あたたかさのお手伝いができるかもしれない、たったそれだけなんです。これからも変わらず私たちのできることでお手伝いをさせてもらいたいと思っていますが、ただ単に商品のあたたかさだけでなく、心もほんわかと温かくなるような出会い方やつながり方ができるようがんばっていきたいと思います。
- Fineに今後、どんな活動や役割を期待しますか?
- 全国には「不妊」ということで悩んでいたり、1人で背負い込んでしまってがんばっている方たちが、まだまだたくさんいると思います。まずは、そういった方々にFineという団体の存在を知ってもらえるよう、もっともっとアピールしていってほしいです。社会も個人もまだまだ「不妊」という問題に触れることが少ないと思います。理解と協力を起こすために、当事者以外への啓蒙活動などで、「知らないだけ」の人が「理解者」になるきっかけを作っていって欲しいと思います。
私たちは「仕事」で知るきっかけができましたが、それがなければもしかしたら知らないままだったかもしれません。正しく知ることで、少しでも力になろうという人は、もっとたくさんいると思います!
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