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第2回 不妊治療を受けている方の「これからの選択肢」

私と夫の不育症奮闘記+その後の私たち

治療以外の選択肢について、カップルで話し合うきっかけになるよう願いが込められたシンポジウムで、私の体験談と現在の思いについてお話をしました。

主催:家族のカタチ研究グループ(京都府立医科大学大学院医学研究科)

開催日:2026年3月22日(日)

担当者の感想

シンポジウムを主催された家族のカタチ研究グループ様は、京都府立医科大学大学院医学研究科 精神機能病態学に所属する精神科医師、臨床心理士を中心に構成され、不妊に悩む方が妊娠出産だけでなく、特別養子縁組・里親制度の利用やカップル2人で生活するといった選択肢を持ち、多様な家族のカタチを考えられること、そして、すべての子どもが愛ある家庭で育まれる社会を目指して活動されています。2025年3月開催の『第1回不妊治療を受けている方の「これからの選択肢」』に続き、今回、第2回のシンポジウムが2026年3月22日(日)JR京都駅前のキャンパスプラザ京都にて開催され、私は体験談を発表しました。

プログラムは、京都府立医科大学付属病院産婦人科教授 森泰輔先生による開会のごあいさつで始まり、京都府立大学福祉社会学科准教授 山口敬子先生から「里親と特別養子制度」について基本的なご説明をいただき、続いてセラピューティックライフストーリーワークジャパン代表 徳永祥子様による「真実告知/ライフストーリーワーク」のお話がありました。

そしていよいよ、不妊治療を経験したのちに別の選択をしたゲストスピーカー(二人での生活/里親/特別養子縁組)による体験談発表です。3名のなかで、私は一番目に登壇させていただきました。10年以上向き合ってきた不育・不妊治療のこと、治療終結に関する心の葛藤や夫とのやりとり、そして夫婦二人で歩む今現在の暮らしについてまとめた体験談「私と夫の不育症奮闘記+その後の私たち」をその時々で思いを書き綴ってきた絵手紙とともに約20分間のスライドでご紹介させていただきました。会場では、うなずいたり、メモをとったりしながら真摯に聞いてくださる参加の皆さんの姿が壇上から見えて大変心強く感じながら話すことができました。
続いて登壇されたのは、里親認定を受けたのち特別養子縁組を選択した女性の体験談で、長きにわたる不妊治療への思いも語られ、私自身の経験と重ね合わせながら聞かせていただきました。その次に登壇された特別養子縁組を選択した男性からのお話では、特に「家族になるための、次のステップへ行く」という言葉がとても印象的でした。

最後に質疑応答を経て、IDAクリニック院長 井田憲蔵先生の閉会のごあいさつでプログラムは終了となりました。

終了後、別室で意見交換会としてシンポジウム主催者間の交流の場に私たちゲストスピーカーも参加させていただきました。産婦人科の医師からは「不妊に悩む方にとって、選択肢は多いほうがいい。しかし、選択肢を提示する時期の難しさがある」といった切実なご意見がありました。また、「公共の場での体験談発表は勇気がいるなか、ご自身の言葉で語られて素晴らしかった。私たち医療従事者も身を引き締めてまいります」とお声がけいただき、とても励みになりました。さまざまな選択肢が尊重される、そんな世の中を目指して、微力ながら、当事者だからこそのメッセージをこれからも伝えていきたいと思います。
大変貴重な機会をいただきありがとうございました。
(担当:ほかほか/Fine公認 不妊ピア・カウンセラー)

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