活動を知る

聖路加看護大学 認定看護師教育課程(不妊症看護コース)

「自助グループ活動の国内外の動向」

「ナースの仕事は、サポーター役と思っていますが、これからはスーパーサポーターになります」(受講生の感想より)

主催:認定看護師教育課程 - 聖路加看護大学 看護実践開発研究センター 

開催日:2014年1月24日(金)

   

 担当者の感想 140124.png
本年度も光栄なことに、この教育課程の授業に、講師としてお声掛けいただき、講義をさせていただきました。

不妊患者のこころづよ~い味方、「不妊症看護認定看護師」さんの教育課程。その重要な講義を担当させていただけることは、それだけでとても嬉しいことなのですが、その皆さんと触れ合えるこの機会をいただけることは、年に1回の、私の大きな楽しみのひとつになっています。
今年は全国から集まった13名の皆さんが学んでいらっしゃるとのことです。どんなふうにお役にたてるか、ドキドキ準備を重ねながら、当日を迎えました。

やや緊張気味の私を迎えてくれたのは、パソコンの隣にちょこんとおかれた、ひとつぶの「キャラメル」。訊けば「たこ焼き味」とのこと!
受講生の方のお土産を、私にもおすそ分けしてくださったのでした。
「たこ焼き味ですか! 初めて見ました~。どんなお味なんでしょう」
「美味しいかどうかはわからないんですが(笑)、話の種にはなるかと思って」と答えてくださったおひとりの受講生の方。私が「そういえばジンギスカン味なんていうのもありますよね」とちょっとアイスブレイクを続け、おかげさまで一気にその場が和みました。
こちらがすべきところ、受講生の皆さんの方からアイスブレイクのきっかけをくださいました。
さすが看護師さん!コミュニケーションの達人です。

講義では、海外の自助団体の活動のお話に加えて「経済的負担に関するアンケートpart2」と「病院選びのポイントアンケート」の結果と分析、また、それを踏まえての考察などをお伝えし、あっという間の90分が過ぎました。
講義が終わってから、短い間でしたが、濃い内容のディスカッションタイムもとれて、皆さんと少しでも意見交換ができたのが、嬉しかったです。
毎年のことながら、終始熱心に話を聴いてくださって、心からありがたく思います。
皆さんが今年度の試験に合格され、晴れて「不妊症看護認定看護師」として羽ばたかれる日を期待しています。
(担当:松本亜樹子/Fineスタッフ)


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<これまでの関連レポート>
旧スタッフブログ
http://blog.livedoor.jp/npofine/archives/65030323.html
活動レポート2010年
http://j-fine.jp/activity/article/2010/07/post-1.html#more
活動レポート2012年
http://j-fine.jp/activity/article/2012/09/post-20.html

受講者のご感想(抜粋)
・アンケート結果から患者さんの思っていることなどがよくわかりました。結果を踏まえて患者さんに接していきたいと思います。
・ 患者さん側の声と言うものを改めて実感した。自助グループの活動によって患者さんも医療者も救われるのだと思いました。 
・ いつも自分が心配したり、患者さんに対して気遣ったりしたい部分のこと、患者さんの訴えをダイレクトにきき、悔しくて申し訳なくて涙が出ました。スーパーサポーターの自分の役割を常に100%担いたいと思っていますが、もっと力をつけ、120%動きたいです。
・ 「ゴール」「結果」について、私も以前からもやもやしていましたが、それぞれのゴール、結果でいいんだな!と心が開けた気がします。
・ Happyと口で言うだけでなく、先生の雰囲気からHappyが伝わってきました。この講義をたくさん受けたが、当事者の方がHappyと感じられたのは、先生だけです。

今回の講義内容についての5段階評価

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Fine (2014年2月18日)

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