<厚生労働大臣へ要望書提出>
「不妊症・不育症治療の保険適用の条件や制限の撤廃などを求める署名2025」で集まった署名と、その署名に寄せられた「ご意見・ご感想」をまとめたもの、「不妊・不育症治療における保険診療の改善を求める要望書」を、2025年6月13日、厚生労働大臣に提出しました。当日は、厚生労働省 大臣官房総務課 渉外調整係 渉外調整係長の嶺山様にお会いし届けました。Fine理事長の野曽原より当事者の想いや現状をお伝えすると熱心に聞いてくださり、私たちの要望を厚生労働大臣および要望内容を担当する課へ伝えていただくようお願いしました。
不妊・不育症治療における保険診療の改善を求める要望書
<厚生労働省 保険局医療課 医療技術評価推進室長へ要望書提出>
「不妊・不育症治療における保険診療の改善を求める要望書」と、署名に寄せられた「ご意見・ご感想」を事前に郵送提出し、2025年7月9日、厚生労働省 保険局医療課 医療技術評価推進室長の梅木様、主査の櫻井様に、オンラインで面談させていただき、Fine理事長の野曽原から、今回の要望の説明と当事者の現状を伝えました。お二人からは当事者や不妊治療の現状についての具体的な質問をいただき、日頃より担当の不妊治療の保険適用へ熱心に取り組んでくださっているご様子が伺えました。そして、今後も話し合いの場を続けていくことをお約束してくださいました。
「不妊症・不育症治療の保険適用の条件や制限の撤廃などを求める署名2025」は、今回もオンラインや郵送で2025年3月〜4月の2か月間実施し、4,900名の署名が集まりました。当事者や支援者からの生の意見やコメントも寄せられ、『署名に寄せられた「ご意見・ご感想」』として要望書とともに提出しました。
・署名期間:2025年3月1日〜4月30日
・署名数:約4,900人
<署名項目>
1.保険適用の年齢・回数制限の撤廃もしくは緩和
2.保険診療と併用できる先進医療の対象拡大もしくは混合診療の実現
これからもFineは、不妊・不育症当事者の治療環境の改善のために国政への働きかけを行なってまいります。