「不妊体験者が望む心理的サポートについて」
自分自身の不妊体験やピア・カウンセラーとしての活動から、不妊体験者の心理や相談従事者に求めたいことに関してメッセージをお伝えしました。
開催日:2009年5月26日(火)
担当者の感想
鹿児島県では、不妊に関して気軽に安心して相談できる体制整備を図り、不妊に悩む方々の不妊をめぐる自己決定等への支援を行なうことを目的に「不妊専門相談センター事業」を実施しています。
この事業の従事者の皆さんの知識および技術の向上を図ることを目的とした研修会に参加させていただきました。
当日は、35人の方がご参加くださり、「自己肯定感を高めるためのかかわりの大切さを感じた」「気持ちに寄り添うことが大事だということが胸に響いた」「皆、ひとりひとり自己決定できる力をもっており、そこをサポートすることが大事という言葉が心に残った」などの感想をいただきました。
また、私自身も、より良い相談窓口をめざして活動してくださっている皆さんの話を聞くことができました。
この研修会を企画してくださった方々と参加された皆さんが、不妊で悩んでいる人たちのサポートに真摯に取り組もうとしていることが感じられ、不妊当事者としてとてもうれしく思いました。
また、鹿児島は、桜島が美しく、食べ物もおいしく、出会った人々もあたたかく、とても良いところだと感じました。次はぜひ、夫と二人で旅行したいと思っています。
(担当:辻 英美 Fine公認ピア・カウンセラー)